事業の目的
”WFSモデル”を通して”カンボジア代表選手”を輩出する
【現状】
ローカルのサッカースクールに「質(練習トレーニングの質)×量(練習量)=環境(サッカーを通して正しく努力できる環境)を求められないために、個々人のポテンシャルに関わらず、所得や置かれた環境によってプロを目指す機会に差がある
【WFSモデル】
STEP①:公立学校を中心に、地域と連携し「無料サッカースクールの運営」の運営と展開
STEP②:運営する「無料サッカースクール」内にて、エリア毎にポテンシャル人材を発掘
STEP③:「無料サッカースクール」から選抜した選手を集め、独自の選抜チームを立ち上げ練習
STEP④:指導者、練習環境、食事面のサポートを通して「プロを目指す為の環境」を提供
【WFSモデルを通して】
カンボジアにおけるどのエリアにおいても、プロを目指す機会に溢れているため、所得や置かれた環境に関係なく、夢への挑戦がよりフェアになる
プロ育成事業(選手コースPROJECT)にかける想い
カンボジアには才能あふれる、”可能性の塊”である選手たちが無数にいます。特別な指導を受けているわけでもないのに、素晴らしいドリブルスキルを持った選手や、特異な身体能力を持った選手、カンボジアの郊外やローカルエリアには、このような”可能性の塊”が溢れています。しかしカンボジアサッカーの現状は、育成機関と呼ばれる体制が殆ど整っていません。”可能性の塊”である選手たちの、拾い上げられる環境と磨き上げる環境がない、のが現状です。私たちは「無料サッカースクール」の運営を通して「網目を細かく」して”可能性の塊”である選手を拾い上げ、磨き上げる環境を整えていきます。ポテンシャル溢れる選手がいる、この環境に対して「適切な努力が出来る環境」を、プロ育成事業(選手コースPROJECT)を通して創出していきます。この事業を通して将来の”カンボジア代表選手”を輩出する事が目標です。
これまでの事業成果
”カンボジア世代別(U16)代表候補”に3名選出
2024年6月に開催された「ASEAN U16 Boys Championships」の代表候補に、プロ育成事業(選手コースPROJECT)で過去指導を受けていた選手が「3名」選出されました。結果的には本選考からは漏れてしまいましたが、プロ育成事業(選手コースPROJECT)を立ち上げて約2年弱で、代表選考に食い込む選手が出てきました。
現地プロ下部組織に勝利
練習試合や、プノンペン市内の大会において「プロ育成事業(選手コースPROJECT)」のチームが、カンボジアプロサッカークラブの下部組織相手に「勝利」する機会が増えてきました。常時勝利することができている訳ではありませんが、、、全くの0から立ち上げた「プロ育成事業(選手コースPROJECT)」の選手たちが、現地のプロ下部組織と試合をしていい試合をできるレベルまで来ている事は、大変誇らしい結果となっています。