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10代を、もっと生きやすく 今あるつながりの中では自分の未来に希望を持てない10代が、 自分の可能性を諦めずにすむ環境を作りたい。

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私たちの取り組む課題

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すべての10代に応援されるが当たり前の社会を。


「やりたいって言っても、どうせ否定される」

「こんなこと話したら浮いちゃうかも」


10代の頃、自分の本当の気持ちを心の奥にしまい込んでいた経験はありませんか?

これらの困難は“特別な問題”とは見なされにくく、本人の努力不足として片付けられてしまうことも少なくありません。

私たちウィルドアは、誰かの“正解”じゃなく、“わたしからはじまる学び”を、一緒に探してきました。


必要なのは、理解してくれる誰かの存在。

見守り、信じ、「それ、いいね」と応援してくれる大人のまなざしです。



問題は「つながりが狭く、自分で選びにくい」こと


そもそも、たとえ同じ環境で過ごし育っても、一人ひとり価値観も幸せも異なります。ズレが起こるのは必然で、必ずしも保護者や先生が悪いとは考えていません。 自分が望む未来や将来の方向があったとしても、限られたつながりの中で、一度自分の進みたい道を否定されてしまえば、それ以外に繋がれる場所も少なく、頼れる先もなく自己肯定感を下げたり、未来への希望も描きにくくなり、生きづらさを抱えるようになるのではないかと我々は考えています。一方で、『令和4年版 子供・若者白書』(内閣府、2022)、居場所の数は「今の充実感」『自己肯定感』「将来への希望」などと相関があることがわかっています。


10代が抱える"見えづら生きづらさ。


10代の若者たちは、今、自分の価値観や歩みたい道と、置かれた環境との間にある“ズレ”の中で、静かに生きづらさを抱えています。

たとえ学校に通い、友達がいたとしても、「本音を話せない」「興味や想いを語れない」10代は少なくありません。こうした“見えづらい生きづらさ”は、自己責任とされ、頼れる場所を持てずに孤立を深めてしまうリスクがあります。


「勉強だけが大切じゃない。自分の好きなことに向けて行動する高校生活に切り替えたいと感じた」

「とりあえず自分で行動してみることの大切さを学べた。今やりたいことが決まっていなくても、焦らなくていいんだって思えた」


こう話してくれた高校生たちは、ウィルドアの活動を通じて、自分の内側の声に出会い、その声に正直でいること、自分自身に肯定感と納得感を持って生きるきっかけを得ることができました


また、住む地域や通う学校によって得られる機会にも大きな差があります。イベントや人との出会いに恵まれない環境では、「人の数だけ幸せの形があると知り、もっと広い世界を見てみたくなった」と語るような気づきに、なかなか出会えません。しかし、これらの困難は“特別な問題”とは見なされにくく、本人の努力不足として片付けられてしまうことも少なくありません。

社会で問題とされない10代にも、手を差し伸べたい。


冒頭のケースで紹介したような10代は、特別なにか問題を抱えているとは認識されません。

それゆえに、その行動や選択は自己責任とされ、様々な生きづらさを抱える10代は環境によっては頼る先がおらず、

「自分より苦しい人なんてたくさんいるし、人に頼るなんて」とただただ耐え抜くしかない状況に置かれています。

そして、その時点では問題がないとされていた10代が、

不登校や精神疾患、孤立・貧困、非行などの問題へと状況が悪化することもあります。


willdoorは、顕在化した問題の有無に限らず一人ひとりと徹底的に向き合うことで様々な問題につながることを予防すると共に、

そこで得た気づきや知見から生きづらさが生まれる問題の構造を分析し、

まだ認知されていない10代を取り巻く課題の発見・解決へと挑むことを目指しています。

なぜこの課題に取り組むか

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社会も、それに伴い教育のあり方も、

今、劇的に変わろうとしています。


しかし、全体の枠組みが変化したとしても、

それぞれの現場がその変化に適応するためには様々な障壁があり、

そうした適応の可否が多くの今を生きる中高生にとって「差」を生み出すと感じています。


時代に合った、10代が育っていける環境を少しでも早く、

多くの地域、多くの10代に届けていけるように、一つづつ現場をサポートする取り組みと、

現場の適応をサポートする仕組みづくりは急務であると考えています。


社会を創るのは、人です。

今起きているどんな問題も、要員の一つに、

その世代の人が育った環境は必ず影響を与えていると考えています。


ひとが育つ環境は、未来を変えます。

少し先の未来を、より持続的で、より多くの一人ひとりが幸せに生きられる社会に出来るように、

「高校生・10代が育つ場」をより豊かに、より現代に合った形にアップデートできるように。

ボトムアップで、一つづつ現場と向き合いながら取り組んでいきます。


また、引き続き10代への直接的な支援を行いつつも、それだけでは届かない領域に挑みます。


ひとつ目は、地域や学校の中に“応援する文化”を育てていく仕組みづくりです。


どれだけ多様な学びの選択肢があっても、日常の中でその一歩を認め、支えてくれる大人がいなければ、10代はなかなか挑戦に踏み出せません。だからこそ私たちは、学校や地域に入り込み、先生や地域の人たちが10代の悩みや願いに耳を傾け、そっと背中を押す伴走者になれるよう、研修や実践の場をつくっていきます。


ふたつ目は、より多くの10代に価値を届ける“量の拡大”です。それは単なる数の増加ではなく、「応援する文化」が根づいた地域や学校を増やすことにより、持続的で意味のある広がりになることを目指します。

応援してくれる誰かがすぐそばにいる。そんな安心感と信頼の中でこそ、一人ひとりが自分の可能性を諦めずに挑戦し続けることができると、私たちは信じています。

支援金の使い道

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① 高校生への直接支援に

メタバース空間を活用したオンラインサードプレイス「willdoor Compass」や、仲間との出会いがあるオンライン・対面イベントの実施など、高校生が安心して自分の学びや悩みを語り、次の一歩を踏み出せる機会の提供に活用されます。このような機会を提供するためには1回あたり10,000円ほどの財源が必要になりますが、現在は助成金等に頼って実施している状況です。10人の方から月1,000円のサポートを受けられれば、毎月安定的に事業を提供することができるようになります。


② 支え手を育てる仕組みづくりに

10代の学びに寄り添う力を育てる研修や研究活動、また教育現場での実践と学び合いの場づくりの推進に繋がります。これにより、学校や地域に“応援する文化”が少しずつ根付いていきます。現在、学びのナビゲート研修は1回あたり約40万円(参加者20人を想定)の実施コストがかかり、予算の限られる学校や団体では実施を断念せざるを得ないケースも少なくありません。もし、年間100万の継続的なサポートを得られれば、毎年3回以上の実施が可能となり、毎年約60人、研修受講者が増えることで、その先で多くの10代に対し、自分のそばに「応援者」がいる状態を提供することができるようになります。


③ 社会構造の変化への働きかけに

探究・課題解決型学習の普及や、教育委員会・自治体との協働、教育制度への提言活動など、地域や自治体レベルでの仕組みづくりを後押しする活動にも活用されます。支援が一部の場にとどまらず、社会全体に広がるための基盤となります。

継続的に社会に働きかけていくためには、安定した財源が必要です。現在ウィルドアの収入のほぼ100%が年度ごとの助成金・業務委託費となっており、継続寄付を獲得することによって、複数年度の見通しをもちながら戦略的な事業拡大が可能となります。

〒2110004

神奈川県川崎市中原区新丸子東1丁目794番静観ビル301号室

http://willdoor.org/

代表:竹田和広

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