
事業の目的



社会課題として注目されている「生理の貧困」「若年女性の孤立」「障害のある子どもの居場所不足」「子育て世代の情報不足」など、こうした問題は、目に見えにくく、当事者だけでは解決が難しい現実があります。
私たちは、「声をあげづらい人たち」に寄り添い、地域の中で温かくつながる仕組みづくりに取り組んでいます。
これまでの活動
設立以来の主な活動実績(2020年〜2025年)
私たちは、2020年の設立以来、印西市を中心に以下のような実績を積み重ねてきました。
・「はじめての生理セット」寄贈(2023年度)
印西市内の小・中学校10校へ計1,265名分を寄贈。
・映画「うまれる」上映会
印西市内の小・中学校3校で開催(計140名参加)。
・性教育講座の実施
印西市内小学校2校で実施(計112名)。性犯罪防止をテーマとした内容も含む。
・実験&制作イベント
印西市内の学童で開催(1校・70名)。
・市との協働イベント「#私たちの保健室」
イオンモールでの大規模イベントを年2回開催(約160名参加)。
・公共施設への生理用品の常設支援
市内20以上の公共施設・学校等にナプキンを常設。年間累計利用数は3万件超。
・専門家による講座・支援活動の展開
理学療法士・公認心理師・看護師・防災士による講座や相談会を実施。
・フェムケア(ハンドクリーム等)制作講座の開催
性と健康に関する啓発とQOL向上を目的としたクラフト型学習イベント。
これまでの事業成果
Shake Handsは、「誰もが安心して暮らせる地域づくり」を目指し、千葉県印西市を拠点に活動してきました。性教育、生理の貧困、地域の孤立、多世代交流など、見えにくく語りにくい課題に光をあて、以下のような成果をあげてきました。
◆ 多様な世代の「つながり」が生まれました
・10代から70代まで、世代を超えた市民がイベントや講座に参加
・親子、高齢者、障害のある若者など、多様な背景をもつ人々が交流
・一度きりではなく、継続して訪れる「安心できる場」として定着
◆「生理の貧困」を社会に届けています
・公共施設への生理用品設置を行政に提案し、実現に向けて前進
・企業・学校・商業施設と連携し、啓発イベントを実施
・「男性にも知ってほしい生理のこと」を伝える機会をつくりました
◆ 性教育の講座に参加した人が、自分から動き出しています
・「わが子に何をどう伝えるか不安だった」という保護者から、「学んでよかった、もっと知りたい」との声が多数
・参加後、地域活動に関わってくれる方が6名増えました
◆ 市民・行政・企業との協働で、まち全体に広がる活動へ
・行政との協働事業が採択され、市の事業としても展開中
・商業施設での大規模イベントや、学校・園との連携講座も実施
・「小さな声」を形にし、地域全体で支える仕組みへつなげています
事業の必要経費



- 生理用品¥1,000,000
- 生理用品包装資材¥50,000
- 啓発イベント展示物¥150,000
- 啓発イベント会場費¥400,000
- 運送費¥50,000
- フェムテック、フェムケアアイテム¥50,000
- 寄付サイト手数料、他