私たちの取り組む課題



私たちは「すべての人が尊重され、つながり、共に生きる社会」を目指して、以下の事業活動を展開しています。
1. 教育・啓発活動
・性教育講座の開催
子どもや保護者を対象とした性教育、性犯罪防止、命の尊厳に関する講座を実施。
・映画上映会の実施
命の大切さや家族のつながりをテーマにした映画(例:「うまれる」)の上映と対話の場の提供。
・専門家による講座
理学療法士・公認心理師・看護師・防災士などによる実践的な学びの機会を提供。
2. 福祉・地域支援活動
・「はじめての生理セット」の寄贈
生理用品・情報資料を印西市内の小中学生へ提供し、初潮を迎える子どもたちを支援。
・公共施設・学校への生理用品の常設支援
印西市内約20施設でのトイレへのナプキン常設と、年間利用状況の把握・報告。
3. 市民協働イベント・地域交流
・市との協働イベント「#私たちの保健室」
大型商業施設での体験型イベントを年2回実施し、フェムケア制作・情報提供を通じて地域交流を促進。
・実験や工作イベントの実施
市内学童等での理科実験や制作活動を通じて、子どもの興味・関心を育む。
4. 居場所づくり・相談支援
・相談事業「こっトンカフェ」等の運営
困難や不安を抱える若者・女性・子育て世代に対し、心理的安全性のある対話と寄り添いを提供。
・専門職との連携によるケア提供
公認心理師、看護師、福祉関係者などと連携し、心身の支援を実施。
5. 持続可能な社会への貢献(SDGs)
・貧困・孤独の解消、健康と福祉、質の高い教育、ジェンダー平等、パートナーシップ構築を柱とし、地域でできる持続可能な支援を展開。
なぜこの課題に取り組むか
私たちは、「生理の貧困」や「性に関する教育格差」といった見えづらい社会課題に対し、地域に根ざした支援活動を特に強化しています。
具体的には、印西市内の小・中学校へ「はじめての生理セット」を寄贈し、公共施設や学校に生理用品を常設することで、誰もが安心して日常生活を送れる環境づくりに取り組んでいます。
また、子どもたちや保護者を対象にした性教育講座や、性犯罪防止をテーマにした啓発活動も実施し、正しい知識と自他の尊重を育む学びの機会を広げています。
これらの活動はすべて、「命の尊厳を大切にし、互いを思いやり支え合える社会」を実現するための第一歩です。
今後も行政や地域と連携し、子ども・若者・女性たちの声に耳を傾けながら、必要な支援を一つひとつ丁寧に届けることに注力して活動しています。
支援金の使い道
- 公共施設へ設置する生理用品
- 公共施設へ設置する生理用品の包装資材
- 公共施設へ設置するための運搬費用
- 小学校、中学校で実施する性教育講座の研究開発費、制作費
- 生命尊重をテーマにした映画放映権
- 性教育啓発イベントで展示する啓発物品(展示パネル、図書、フェムケアアイテム)
- 寄付決済手数料、他