私たちの取り組む課題
1:海岸・港魅力化に向けた取り組み
白老町の重要な文化・観光資源として捉え直し、海岸・港の可能性を拡げるためのトライアルをしていきます。 町内外の関係者の協力を得ながら、新たな町の魅力となりえるコンテンツを創出し、近い将来にはサービスとして顧客へ提供し関係者及び当法人の収入源になることを目指します。
・遊漁船新サービスの開発/ウェブ予約窓口機能
・漁港ガイドツアーの開発
・有料釣り場に向けた模索
・港のにぎわいをつくるイベント等
2:町の可能性を拡げるアートプロジェクトの実施
白老町を舞台にした作品の制作、展示するアートプロジェクトを定期的に実施。町のあたりまえの景色を違う 視点から見せること、また見えなくなっていたものを可視化し新たな気づきを与えてくれるようなアーティス ト・作品・プログラムを町内で展開していきます。
・展示・体験機会を提供するプロジェクト「SHIPS/可能性を拡げる舟をだす(仮)」
・アーティスト・イン・レジデンス(年3~4回程度想定)
3:レジデンスやワーケーションなどの受入施設の管理運営
白老港に近い一軒家を活用し、アーティストや大学生、企業との連携・交流拠点などとして活用を目指します。
4:フリーペーパー等メディア発行事業
「自分の舟をこぐ人を応援する」メディアとして白老町及び近郊で流通するフリーペーパーを発行し、文化芸術に関する情報をはじめ、地域の新しい動きを取り上げ発信していきます。(順次スタート)
5:白老町及びその近郊エリアの商品開発、デザイン制作、広報PRプランニング業務業務等の委託
地域の魅力および商品や取り組みを最大化していくための戦略を、これまでの経験を活かしながら、企業団体と伴走しながら取り組みます。
また白老町総合計画等に基づき、町が抱える課題で、行政だけでは取り組みにくい案件を前進させる業務委託先として、実績をつくっていきます。(文化芸術施策、関係人口づくり、地域経済活性化 など)
・企業・団体・イベント等の広報PR戦略・戦術の立案、実施
・商品開発やプロジェクト進行におけるマーケティング戦略策定、アドバイス 等
なぜこの課題に取り組むか
白老町の可能性は無限大!可能性を拡げて豊かな地域に。
全国の地域がさまざまな課題を抱えており、白老町も例外ではなく少子高齢化をはじめとした地域の課題を抱えています。
しかし、白老町にはたくさんの魅力的な資源がまだまだあり、大きく飛躍する可能性を秘めている地域だと感じています。
立地・交通で恵まれている
新千歳空港から40分、高速道路があり、JR特急列車が停車し、大きな市に囲まれている白老町は、北海道の中でも大変に恵まれた立地にあると言えます。
ウポポイがある
2020年に開業した「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。
国立博物館を有する施設が町内にあり、年間何十万人が訪れるということは、大変なメリットであり、伸び代だらけです。
水資源が豊富
海、河川、湖、温泉...水資源が豊富です。
国内でも有数の透明度を誇る倶多楽湖やその湧水は生活用水をはじめ、養鱒場や化粧品の製造などさまざまな産業を生んでいます。
また、はるか昔から海での狩猟が行われてきた白老地域、海や川は豊かな暮らしのための大事な資源。
さらに、北海道でも一番新しい地方港である白老港は、工業用資材や海産物の物流の拠点であり、さまざまな営みが凝縮されています。
美味しいごはん、豊かな食
「おいしいものが食べたいな...」と思った時に、困ったことがない。白老町の魅力の一つで美味しい飲食店がたくさんあります。
また、白老牛をはじめ、酪農業、水産・水産加工品など、環境や資源を活かした先人たちや第一次産業に従事する人たちの努力による特産品も数多くあります。
人がいい!
白老町の人たちはいい!
これは言語化できないことですが、本当に大きな財産です。
たくさんの良いこと、良いものを、関わる人たちと確かめ合いながら、地域ならではのコンテンツとしてつくり上げていくことで、地域はより魅力的に、豊かで潤いのあるものになっていくと確信しています。
代表理事について
代表理事の山岸は、2022年7月に白老町地域おこし協力隊に就任しました。これまで、10年間の星野リゾート トマムでの企画・広報経験と、さらに独立後は10年間フリーランスの広報PRプランナーとして「札幌国際芸術祭」や 「NoMaps」「新千歳空港国際アニメーション映画祭」等の大きなフェスティバルの広報担当や、企業やスタートアップの広報アドバイザーなどに携わってきました。
地域おこし協力隊は、3年間の任期で、地域で独立して活動することを求められますが、すでにそれは達成している状況から、地域おこし協力隊のでの役割を、「地域の魅力や可能性を拡張していきながらワクワクを生み出すこと」さらに「地域で雇用を生み出すこと」と考え、その足がかりとして出来るだけ早く法人化するべく動いてきました。 また、より良い町を目指す中で、行政だけでは賄いきれないまちづくりの機能・役割を担える法人が必要だと感じたことから、非営利型の法人を選択し設立に至りました。
寄付金の使い道
海岸・港魅力化に向けた取り組み
漁港や港を活用した新しいサービスの開発やモニターツアーの実施、そのための備品の購入、漁師さんへの謝礼などに使用します。
町の可能性を拡げるアートプロジェクトの実施
アーティスト等招聘のための旅費や、町内で展開するアートプロジェクトに関わる材料・準備費などに使用します。
フリーペーパー等メディア発行事業
フリーペーパーのデザイン費、印刷費として使用します。
その他、法人設立の目的の一つである「雇用を生み出す」という目標に向けて、売り上げを上げるための人員確保のための人件費としても活用させていただきたいと思っています。