事業の目的
私たちの主事業として、小学生を対象とした週5日制のオルタナティブスクール*を運営しています。
学びの地は、徳島県神山町の水源豊かな里山。四季を通して刻々と移り変わる「自然」を先生としながら、学びのカリキュラムを1から子どもたちと一緒に作ってます。「自分が飲む水はどこから来てどこに行くのだろう?」など、目の前の事象から、理科、社会、国語、算数、美術、文化人類学など教科横断型の知見を経験豊かなスタッフと共に深めています。
もちろん、用意された時間割がないことに戸惑うのは、大人だけでなく、子どもも同じです。はじめはわくわくすることを見つけられず手持ち無沙汰な子どもいましたが、今では挑戦したいことが多すぎるほど、みんなの「帰りたくない学校」にみっけは成長してきました。
自分で学びをカスタマイズできる環境だからこそ、好奇心を軸にした探求教育を通して、自分らしくかつ調和的に人生をデザインできる人を育てていけると、私たちは考えています。
*みっけに通う子どもたちは地元の公立校に在籍し、みっけが毎月活動報告するなど公立校と連携することで、出席日数を数えてもらっています。
これまでの事業成果
開校から2年。徐々にですが、目指している学校の姿に近づいており、保護者全員からみっけに対して75%以上満足していると言っていただけるようになりました。
『子どもが自ら「循環」を探求し、デザインする、森の小さな小学校』というミッションの下、みっけ以外の環境でも子ども達の環境への意識も変わってきている様子も見えてきました。
【保護者の声💬】
「好きなことに夢中になっている時の真剣な顔!キラキラしてる。自分が自ら学びたいという欲求に動かされ学んでいる時。友だちと過ごしている時の表情、心からリラックスして自分らしく在れているんだなとこちらも嬉しくなります。この世界に対して喜びが溢れている、未来を不安に思うこともなく今をただ感じている、外側からの情報からではなく、自分の内側からの欲求、そして体験から得ること、そのことがどれほど大切なことかと実感しています」
「みっけ入学から、なんだか水を得た魚のようです。エネルギッシュ、頭と体がスッキリ。やりたいことをやれる時間がたくさんあって、ただただ楽しんでいるのだと感じてます!..『2年生の漢字を覚えたい!』と言ってるので、読みたいと思う機会もみっけ活動中のどこかにあるようです。」
「ゴミを拾うことが自然になった。義務でも罪悪感でもなく、あるから拾う、というような姿勢が自然で氣持ちがいいなと思う(家ではそんな意識どこにいった?と感じることばかりだけど)あとお店におつかいに行った時、レジでビニール袋をさげてきた時に「断れなかった〜!」と言っていた時、意識があるんだなと思った。」