私たちの取り組む課題
日本のこどもたちの精神的幸福度は低い状況になっており、SOSの声を出すことも難しいこどもたちがいます。また、大人が子どもの声に耳を傾けて尊重する機会が少ないことも、現代の日本における社会課題となっています。
こどもたちにとって家族との関係性が悪化したり、家庭内不和や家庭内暴力に曝されることは精神的なストレスとなります。私たちはこどもを守る専門家として、こどもと家庭やこどもに関わる大人たちとの関係性がよい状況となるよう支援を行います。こどもの声を聴いて、こどもの最善の利益をめざして、よりよい課題解決に至ることができ、こどもと大人の良い関係性が構築できるよう支援します。
さらに、問題の解決やストレスの軽減に必要な専門家や行政機関、民間団体と連携して、こどもたちの幸福や健全な成長に貢献したいと考えています。
なぜこの課題に取り組むか
こどもは時に危機や困難に遭遇し、こころが傷ついてしまいます。こどもの困難や生きにくさは、親や周りの大人との人間関係において生じることがあります。その時、こどもだけで乗り越えることがとても難しくなります。こどもたちにとって医療や法律の専門家が直接アクセスできることは、こどもたちの人生の問題の解決に貢献できると信じています。私たちは、こどもを権利の主体として認め、こどもの最善の利益を目指し、こどもの意見を尊重しながら、こどもと家族が共に困難を乗り越えるための支援をします。
支援金の使い道
人生の困難や危機に直面しているこどもたちが、直接医療や法律の専門家に無料で相談することができる相談会を定期的に開催するための資金に使わせて頂きます。具体的には、会場代、資料代、広報代などの運営費、専門家の人件費、フォローアップのための通信費等に使わせて頂きます。