私たちの取り組む課題
人とつながれるフェス?
「音楽フェス」と聞くと、なんだか一人では行きにくくて、友達や家族や恋人と一緒に遊びに行くイメージがありませんか?そして、自分の大切な人たちとライブを楽しみ、ビールやカレーを楽しむ。そんなイメージがあるひとも多いのではないかなって思います。
ですが、ICHI FESでは、「人とつながれる、出逢えるフェス」を目指していて、おひとり様で来ても帰る時には誰かと友達になってしまうくらい「つながり」を大事にしています。
人との出逢いというのは人生の宝物です。人との出逢いはまるで「旅」のように、自分自身に色々な気づきや面白さ、そしてたくさんの”問い”を与えてくれます。
人の話を聞くことで自分のことを知れたり。人と一緒に過ごすことで豊かさが増す。
人と音楽を共有できることで楽しみは倍になり、感動も膨らみますよね。
どうか、出逢いに来て欲しい。これまで出逢ったことのない人に、そしてその新たな出逢いを通して見えてくる「あなた自身」に。そんなあたたかいフェスがICHI FESです。
"ICHI"
実は、「ICHI FES」の「ICHI(イチ)」という言葉には、こんな意味が込められています。
- 今、この位置から一歩踏み出して未来をつくっていく
- 「私達はひとつの大きないのちである」という繋がりの意識を育む
- 市場のように人が集い交わる、楽しい"交差点"をつくる
- 「地球一個分の暮らし」を取り戻して自然とともに生きる
まあるい一つの地球の中で、あたたかい繋がりを思い出す。
そしてその上で、わたしたち自身が自分の本当の願いを生きること。
そんなことを大事に、大事に思っています。
ICHI FESの世界観をその目で、耳で、全身で感じに来て欲しいです。
なぜこの課題に取り組むか
発起人「はたなかみどり」の想い
私は現在シンガーソングライターとして活動しているのですが、実は3年前まで、新卒フリーランスとして「2番目に好きなこと」をお仕事にしていました。
ですが、とある友人の無謀な夢のチャレンジに関わったことがきっかけで、「自分も幼い頃に描いた”シンガーソングライターになる”という夢を生きよう」と決めて、大好きな仕事を辞めて音楽活動をはじめました。
そして、もともと夢があって、それは学生の時に見た「apbank fes」というフェスの舞台で、Mr.childrenの桜井和寿さんや、出演者の皆さんと「toU」という楽曲を歌うこと。そんなことを言ったら、笑われてしまうかもしれないなと、ドキドキします。
そう、自分の制限を外して、「本当の願い」を口にすることは怖いんですよね。だけど、その怖さがあるところにこそ、大切なものがあると信じています。
このフェスは、「そんな夢の舞台が目の前にないならば、まずは自分が作ればいいんだ」と思いたったところからスタートした、私にとっても大きな夢の続きでもあります。
そして、今はまた新たに、この「ICHI FES」もそんな風に何万人もの人に愛されるフェスにしたい、という夢ができました。
「ICHI FES」を通して一人でも多くの方が出会い、出会いの中で「やりたいこと」や「願う生き方」に気づき、生きていけるといいなと思っています。
「いのちが本当に表現されている社会」の実現
妥協せずに本気で生きる人・本気で人生を楽しみ切る人が増えてほしいと願っています。
そのためには、「お金の不安から生きる」とか「誰かの目を気にして生きる」みたいなものを払拭する必要があります。
なので、まずは「お金がそんなにないと本当に生きられないんだっけ?」とか「誰かによく思われないと生きられないんだっけ?」とか、そんな問いを柔らかく立てることが必要なのかなと思っています。
そんな「柔らかな問い」を、自分の作る「音楽」やICHI FESという「フェス」の力を使って作っていきたいです。
“人にも地球にも優しい”フェスを実現
ICHI FESコンセプトのひとつである”地球1個分の暮らし”。
これを実現する為に「フードロス0」「ゴミ0」を掲げており、
会場内にはゴミ箱を一切設置していません(昨年実績)。
また、マイ食器の持参を参加者に促したり、リユース食器・カップを活用し、
使い捨て食器・カップは提供していません。
食べ残しなどは「コンポスト」として畑の堆肥になるよう活用しています。
寄付金の使い道
ICHI FES 2023の開催・運営費、および来年度以降もICHI FESを開催し続け「音楽やエンタメを使った地球が再生する仕組み」を創るための諸費用に大切に使わせていただきます。