私たちの取り組む課題

HARMOS(ハーモス)では、社会的孤立を解決する事業を行なっています。
社会的孤立とは、社会とのつながりが希薄な状態です。
2050年には日本の全世帯の約40%が単身世帯になると予測され、孤立は世代を超えた社会の構造的課題となっています。
孤立は心身の健康や地域経済に影響し、英国では年間約4.8兆円の損失が試算されています。
日本でも2024年4月、「孤独・孤立対策推進法」が施行され、国としての対策が始まりました。
しかし、制度だけでは埋められない『心の隙間』や『日常のつながり』を再生するのは、私たち一人ひとりが暮らす地域の力です。
HARMOSは、この構造的課題に対し、2012年から現場の実践を積み重ねて挑み続けています。
photo:Unsplash_Brice Cooper
なぜこの課題に取り組むか
「早く迎えにきて」——制度のなかで、心が置いてけぼりになる現実
代表の鮎川がHARMOSの前身となる活動を始めたきっかけは、ある介護施設の七夕イベントで目にした一通の短冊でした。
80代の女性が綴ったその願いは、「早く迎えにきて」という言葉。この出来事に大きな衝撃を受けました。
介護施設という住む場所も食事も確保され、専門職のサポートがすぐ側にある。
物質的には満たされているはずの「制度」のなかにいても、人はこれほどまでに深い孤立を感じてしまう。
この原体験から、私たちは「支援する・される」という枠組みを超えた、ふだんの暮らしのなかで誰もが自然に参加できるコミュニティの必要性を痛感しました。
現在は公園をフィールドにインクルーシブな居場所づくり「ユニパーク - UNIPARK」などの事業を展開しています。
私たちが挑むのは、制度の隙間に落ちる「心の孤立」を、地域のつながりの力でデザインし直すことです。
支援金の使い道



皆様からいただくご寄付は、単なるイベントの開催費用ではなく、社会的孤立を防ぐ「新しい社会の仕組み」を全国に実装するための、以下の活動に大切に活用させていただきます。
1. 次世代の「居場所」をデザインするための企画・開発費
「ユニパーク」などの事業コンテンツを特定の地域だけでなく、全国どこの公園や広場でも再現できる「社会インフラ」へと育てるための研究開発(R&D)に充てます。
代表・鮎川が現場の知見を言語化・マニュアル化し、新しい地域モデルを構築するための時間を創出します。
2. 「UNI CULTURE」を広げるための普及啓発・教育活動
「混ざり合う場づくり」のノウハウを、各地のリーダーや自治体などへ伝えるためのセミナー開催、教育ツールの開発、およびネットワーク構築の費用として活用します。
3. 誰もがプレイヤーになれるための道具・什器・備品の整備
年齢や障害の有無を問わず、誰もが直感的に参加できるユニバーサルスポーツの道具や、公園を「居場所」に変えるための什器の購入・メンテナンス費用に充てます。
photo: osamu kimura

