私たちの取り組む課題
現代の地域社会では、不登校や外国にルーツを持つこと、子育て・介護・障がい・発達の特性など、さまざまな要因から孤立する子どもや家庭が少なくありません。
また、学校や家庭以外に「安心していられる場」がないことが、本人や家族の疲弊を深めています。
こうした課題に対し、私たちは“自然”や“手仕事”を通したゆるやかなつながりの中で、多様な人が関わり合い、支え合える仕組みづくりを進めています。
なぜこの課題に取り組むか
人は「自分も何かの役に立てている」「ここに居ていい」と実感できたとき、初めて「生きている」と感じられるのではないでしょうか。
自然の中で一緒に畑を耕し、種をまき、ものをつくる体験は、世代や文化、立場の違いを越えて人と人が対等につながれる営みです。
私たちは、支援する/されるという関係ではなく、誰もが役割を持ち、育ち合える関係の中で、孤立や生きづらさのない社会づくりを目指します。
支援金の使い道
皆さまからいただいた寄付金は、以下のような活動のために活用させていただきます。
- 種や苗、道具、染料など自然体験・ものづくり活動の材料費
- 子どもたちや参加者の保険料、安全管理に必要な備品の整備
- 経済的事情などで参加が難しい方への費用補助
- 多様な人に活動を届けるための広報費・記録活動費
こうしたご支援により、誰もが参加しやすく、自然と人とのつながりを感じられる“学び舎”を、これからも地域に広げていくことができます。