私たちの取り組む課題



社会と学校をアートでつなぐ
地球規模の危機、山積する社会課題、そして情報過多な現代。こうした変化の時代を生きる子どもたちにとって、思考力・創造力・対話力といった「生きる力」がこれまで以上に求められています。しかし現実には、テスト重視の教育や学力偏重の社会構造のなかで、子どもたちが自由に考え、表現し、社会とつながるための学びの機会は十分に保障されているとは言えません。
また、家庭や地域の経済格差により、表現を通じて自分を肯定したり、社会課題と出会う体験自体が限定されてしまう子どもも少なくありません。EduArtは、アートを通じてこの「学びの機会格差」に取り組んでいます。
なぜこの課題に取り組むか



アートを通じて社会課題を自分ごとにする
私たちがアートを学びの手段として選ぶのは、アートが「問いを立てる力」「自由な発想」「他者との対話」を自然に引き出すからです。アートとは、ただ絵を描いたり工作をすることではなく、「自分の中にある考えや感情を、かたちにする営み」です。子どもたちは、社会課題に向き合いながら、自らの視点で問いを立て、自由な発想を通じて解決の糸口を見出そうとします。そして、それを自分なりの手段で他者に伝えようとする。その一連のプロセスこそが、これからの時代に必要な「創造的思考」と「対話的表現」なのです。EduArtは、アートの力を通して、すべての子どもが“自分にも社会を変える力がある”と実感できる機会を届けたいと考えています。
支援金の使い道



あなたの寄付が、アートを通じた新しい学びの扉を開きます。
EduArtの活動は、皆さまからのご支援によって支えられています。いただいた寄付金は、次のような形で活用させていただきます。
- 教育現場への出張プログラム実施のための材料費・講師交通費
- 社会課題を学ぶための教材の開発
- 子どもたちの作品展示・発表の場の運営や広報活動
- 企業や地域と協働する新しい教育プロジェクトの立ち上げ資金
私たちは、ご寄付を一時的な支援ではなく、子どもたちが未来を切り拓く「学びの投資」と捉えています。どうか、あなたの思いを、子どもたちの未来につなげる一歩としてご一緒ください。