私たちの取り組む課題
1. Mother Earth & Father Sky の意味を理解する
「母なる地球」という言葉に込められているのは、この大地、自然とつながることの大切さ。「父なる空」は、人間を越えた大いなる力を認め畏れ崇める心をもつことの大切さを表わしています。それによって培われる「野性の勘」をもう一度自分たちの手に取り戻すことが大切だと考えます。
2.丸ごとの自分を認め、自分を生きる
私たちはひとり残らず、役割をもってこの地球上に生まれてきています。そしてその役割は、できる部分とできない部分をもちあわせているからこそ与えられる役割です。できる部分だけがよい事と考えず、できない部分にもその役割があることに気づくこと、そしてまずは自分自身が丸ごとの自分を認めることからすべては始まります。それがその人の軸となり、より主体的に生きる道が開かれます。「自分」がほんとうは何を求めているのか、何がしたいのかがわかることは、自分を生きるための第一歩です。
3.よりよく生きる
自分のヴィジョンを求め、その役割を真摯に全うすることが、よりよく生きる道につながります。そしてそのためには謙虚な心が必要です。よりよく生きるということは、心身共により健やかに生きることであり、人間が本来あるべき姿に近づくことでもあります。
なぜこの課題に取り組むか
現代社会において問題が増え続けているのは、先に書いた課題が達成できていないことが大きな原因となっていると考えるからです。その状況を打開するためには、目先の問題を対症療法的に解決するだけではなく、全ての基となる人間の在り方を整える必要があると考え、年齢に関係なく生涯を通した学びの場を提供したいと思います。
寄付金の使い道
ひとりでも多くの人が年齢に関係なく自分を育てる学びを続けられるよう、授業料を低く抑えるなど、より参加しやすい環境作りのために使わせていただきます。