私たちの取り組む課題
資本主義で、経済成長のみを追い求めた結果、台風の大型化、気候の極端化と言う気候危機
に直面しています。SDGsの目標にもあります、目標13 気候変動に具体的な対策を の具体的な
対策の一つとして、アップサイクルでゴミを減らす活動を行なっています。
アップサイクルとは、そのままではゴミになってしまう物を価値のある物に変える事を言い
ます。
当団体では、紙袋、プラ袋、チョコレートの箱などから、マスク入れ、名刺入れ、手帳型
スマホカバーなどの実用小物を作る事でゴミを減らす活動を行っています。
今年から、革張りのソファーなどを作る時に出た端革や鹿皮(鹿は、農作物を荒らすので
害獣として、年間60万頭駆除されています。)に、紙、プラで培ってきた『折る技術』を、
適用してミニポシェット、Apple Watchのバンドなどの実用小物をアップサイクルしています。
当団体の『折る技術』は、切って両面テープで貼るという簡単な手法です。道具も身近な物
ででき、どなたでもできます。
この様に、アイデア次第でアップサイクルは、様々な社会課題解決の手段になりえます。
具体的な活動内容としましては、アップサイクルできる人を増やす為、認定講師を育成
し、その認定講師の方にワークショップを開催して頂き、アップサイクル作品の作り方を
教えて頂き、アップサイクルできる人を増やしています。
活動の代表的な2つを紹介させて頂きます。
まずは、
鎌倉みんなでアップサイクル ~ マスク入れ制作・配布プロジェクト ~ があります。
毎週木曜日、土曜日にワークショップを開催して、参加者の方に紙袋からマスク入れを
制作して頂き、寄贈頂いたマスク入れを鎌倉市内の飲食店・宿泊施設で無料で配布して、
お客さんの食事中のマスクの仮置き、予備のマスク入れとして使って頂いております。
現在、約3,000個のマスク入れを配布する事ができました。
今後は、この活動を全国の様々な地域に広げて行きたいと考えています。
次に、
湘南アップサイクルフェスタ 企画、運営
公式ページ https://shonan-upcycle.com
テーマ 湘南の今を感じ、アクションを起こそう ~ feel to action
アップサイクルを軸とした、ワークショップ、マルシェ、トレーニング、お話会などを通して、
竹害、害獣問題、未利用魚問題などの様々な社会課題の解決手段の一つにアップサイクルが、
成り得るというの知って頂きたいと思って活動しています。
アップサイクルは、上記社会課題解決の他にも、人と人との繋がりができたり、人生100年時代においての生きがいを見つける事ができます。
詳細は、
当団体ホームページ https://euaj.org をご覧頂けると幸いです。
なぜこの課題に取り組むか
地球温暖化が進んでいる実感は、誰もが感じていると思います。
その原因は、経済成長のみを追求した資本主義にあります。大量生産、大量消費、大量廃棄
の経済成長モデルを止めなければ、このまま地球温暖化は、更に悪化します。
ゴミを減らして地球温暖化を減速させる事は勿論、時間をかけて作った良い物を長く大切に
使うサスティナブルな社会を実現させたいからです。
寄付金の使い道
1、アップサイクルワークショップで使う材料、道具の購入費
2、アップサイクル技術を全国に広める為の遠征費
3、アップサイクルワークショップ運営費
4、今後活動を広める為に事務所を持ちたいと思います。その賃貸料