私たちの取り組む課題
【多文化交流】【相互理解】【ことば=日本語】
<国を越えて、人と人をつなぎます>
人はそれぞれの文化や歴史を背負って生きています。それは、国や民族の文化や歴史であり、またひとりひとりの生活背景や個人史です。生まれ育った土地で培われた感性や、自ら築いた社会的な関係は誰にとってもかけがえのない大切なものです。そうした自分のアイデンティティを大切に思う気持ちは誰しも同じだと思います。だからこそ、他人のそれも尊重しなければならないはずです。違いを認めあう中から生まれた信頼関係こそが、強く、ゆるぎないものであると思います。
地球学校は、国と国の交流ではなく、人と人の交流こそが、ありうべき未来を創る力になっていくと信じます。地球学校でめばえ育まれた友情や、地球学校の考えが、地球学校で出あった人々によって少しずつでも、世界に広がっていくことを願います。 そのために、人々が触れあい、学びあえる拠点を設けています。日本はもちろん、世界中に、いつの日か’地球人’としてのネットワークができたらと願っています。
なぜこの課題に取り組むか
【多文化共生社会】【コミュニケーション】【ことば=日本語】
さまざまな理由で日本を訪れる外国の人々が増えています。縁あって、日本で暮らすことになった人々もたくさんいます。日本もいずれ、自分たちのそれとは異なる文化や歴史を持った人々と共に暮らしていくことがあたりまえの社会になっていくことでしょう。 国や、民族や、宗教、あらゆる違いを超えて、理解しあい、認めあい、お互いを尊重する「多文化共生社会」です。そのために大切なことは、国と国ではなく個人レベルでの交流だと考えます。
「地球学校」は、人と人がまず知りあい、お互いを理解することから出発したいと思います。 そのためにいろいろな出会いと交流の機会を作っていきます。そこで、自分とは異なる考えや価値観に接し、新たな発見をしたり、自分を見つめなおす機会になるだろうと考えるからです。 また、お互いの文化や習慣を学びあい、理解しあう場ともなるでしょう。
交流の場でのコミュニケーションに必要なのは、ことばです。「地球学校」には、日本語学習の場があります。日本で暮らす人々が、日本語でコミュニケーションできるように応援しています。
寄付金の使い道
地球学校は、外国にルーツを持つ子どもたちのための「地球っ子教室」を開催しています。日本語や教科学習の支援ととも、同じ境遇の子どもたちが安心していられる居場所でもあります。
★【地球っ子教室】のサポーターになってください。
500円あれば…子ども一人に、オリジナル教材を準備できます。
1,000円あれば…子どもたちに、教室(部屋)を一つ確保できます。
3,000円あれば…教室で子どもを支援してくれる人を複数増やせます。
5,000円あれば…イベント「漢字王決定戦」や支援者向け勉強会が、1回開催できます。
10,000円あれば…「土曜教室」を1回開催できます。年間38回開催しています。
地球っ子教室では、日本の文化や社会を知るきっかけをつくるとともに、自らの力で力強く成長していけるためのサポートを行なっています。
1つ1つのご支援が、子どもたちの“未来”につながります。そして、外国につながる子どもたちは、これからの日本の社会を支えてくれる大切な存在でもあります。
「地球っ子教室」の活動をサポートしていただける方を募集しています。