私たちの取り組む課題
棒高跳を学ぶ機会をより多くのボウルターに提供していきたい考えています。
Boutaka Channelとして実践してきた活動をさらに日本棒高跳界に浸透させ、継続的に推進すること、及び活動の最大化に向けた地域の競技連盟や学校、スポーツクラブ、企業をはじめとする関連団体との連携を深めていくためにも、「NPO法人ボウタカ」の設立に至りました。
このことは、今後も私たちが責任を持って、日本における棒高跳の普及、発展に貢献し続けることを意味しています。
なぜこの課題に取り組むか
棒高跳の教え方がわからないコーチ
棒高跳は陸上競技の中で唯一道具を用いて行う種目で、その動きや技術の専門性、特異性から指導の困難さが指摘されています。
自信を持って指導を行えるコーチが日本にはまだ少なく、競技の普及が進んでいません。
また、女子選手では4m、男子選手では5mを超える高さに挑戦する競技であり、不適切な技術または道具を選択してしまうと、大きな事故に繋がる可能性を含んでいます。
全てのボウルター(棒高跳関係者)が安全に高さに挑戦するため、正しい技術や道具について学ぶ場を創る必要があります。
研究成果が競技現場に届かない現状
一方で棒高跳に関わる存在には、研究を通して、棒高跳のパフォーマンス向上への貢献をめざす研究者がいます。
有益な研究を行っているにも関わらず、その科学的な知見を提供できる場面もまた、非常に限られています。
研究の成果を競技現場に還元し、パフォーマンス向上に繋げるためには、コーチや選手と研究者が共に意見を交換しあう場が必要です。
「NPO法人ボウタカ」にできること
「NPO法人ボウタカ」では、全てのボウルターの「もっと高く跳びたい」を叶えるべく、以下の取り組みを行います。
1. 技術や、指導方法、競技に関する情報の提供
2. 「選手、指導者、研究者」コミュニティーの創生
3. 練習会や合宿にコーチとして参加
4. 日本の棒高跳に関する調査
寄付金の使い道
NPO法人ボウタカは皆さんからのご寄付・ご支援に支えられています。
全てのボウルターの「もっと高く跳びたい」を叶え、棒高跳を通じた喜び、感動、そして成長する機会を創造するため、NPO法人ボウタカは、今後も様々な活動を続けてまいります。
いただいたご寄付は、活動のベースにある情報発信のためのコンテンツ作成はもちろん、全国各地でのクリニックや合宿、競技環境の整備などの事業費や、事務局運営費などに大切に活用させていただきます。