私たちの取り組む課題
インドネシアでの住居問題
なぜこの課題に取り組むか
皆さんは住居に求める条件として何を思い浮かべますか。
十分なスペースがあること?住居の耐久性があること?住居からの退去を強いられる心配がないこと?これらの条件は、皆さんにとっては当たり前のことで、条件を疑った機会さえないかもしれません。しかし、世界には約10億人の人々が適切な住居で暮らすことができていません。8人に1人もの人が、私たちの当たり前とは異なった環境で暮らしているのです。今回の私たちの派遣先であるインドネシアにおいても、住居の問題は深刻です。首都であるジャカルタでは、高層ビルが存在する一方、半分がスラム街で構成されています。安全な水や衛生設備が整わない住環境、災害に弱い住宅、不安定な土地利用。そうした現実の中で多くの人々が暮らしています。さらに、インドネシアの若い世代(25歳~35歳)の約6割は何かしらの借金やローンを抱えており、きちんとした住居を持つことのハードルが高くなってきています。
このような状況に対して、私たちは建築ボランティアを通じて、課題の改善に貢献したいと考えています。単なる金銭的・物質的な支援では根本的な問題の解決にはなりません。だからこそ私たちは現地の方々と共に汗を流し、共に家を建てます。家を「与える」のではなく、共に「つくる」。その過程で生まれる信頼関係やつながりは、形のある住居以上の価値を生み出すことができると信じています。住環境の向上は、人々が安心して暮らせる社会の基盤となるだけでなく、子どもたちの教育機会の確保や、地域の自立につながります。さらに、この取り組みは、SDGsが掲げる
1. 貧困をなくそう
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
11. 住み続けられるまちづくりを
といった目標の基盤づくりにもつながると考えています。
最後に、この建築ボランティアは住居支援という社会的意義を持つ活動であると同時に、私たち大学生にとってかけがえのない学びの場でもあります。皆様からのご支援を真摯に受け止め、実体験を伴う学習を大切にし、そこで得た学びや気づきを自分たちの言葉で社会へと発信していく責任を全うしていきます。皆様の温かいご支援が、Habitat for Humanityが掲げる「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」への確かな第一歩となります。
1人でも多くの人が安心して暮らせる未来のために。
そして、私たちが社会と向き合い続けるために。
皆様の温かいご支援が必要です。どうかお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
支援金の使い道
皆様からいただいた支援金は団体代表の渡部が受け取り、活動資金の一部であるGVドネーションに活用させていただきます。GVドネーションは受入国にGVホスティングドネーションとして寄付され、建築のための資材費、人件費、またチームを受け入れる受入国の運営のために活用されます。万が一、渡航ができなかった場合は全額返済いたします。

