私たちの取り組む課題
【家庭の孤立をふせぐ】
地域の子どもとその保護者がほっとできる子育てサロンの運営
【不登校問題を考える】
不登校の子どもとその保護者が参加できる当事者会の開催
【地域のみまもり機能】
地域の子どもたちの居場所としての機能や、貧困問題、地域生活などについて考える子ども食堂の開催 など
なぜこの課題に取り組むか
合言葉は「地域でつながる子育ての輪」
大東市諸福で偶然出会った3人の保護者
それぞれ子ども会やPTA、地域のイベントなど、子どもたちのための活動に参加していた3人
「みんな知らないけど諸福のここって実はすごいよね!」
「もうちょっと子育てのしやすい環境にならないかな」
「子どもたちがのびのび活動できる場所ってどこだろう?」
「子育てのこういう困りごとってどこに相談したらいいんかな?」
「ひとりで育児して辛い思いをしている人のために何かできないかな?」
そんな会話からうまれた活動が「3PIECE」です
子育てサロン「もろカフェ」
「気軽にあつまれる場所がほしい」
諸福には支援センターがない…でも子どもの数は地域で1番?
だったらみんながフラットに集まれる場所をつくったら、何かのきっかけになるかもしれない。
そんな気持ちではじめたのが「もろカフェ」です。
月1ペースで開催して、パパママ関係なく親子がほっとできる空間をつくりました。
子どもたちものびのび過ごせるようにトランプやボードゲーム、昔ながらのオモチャやぬりえ、
学習プリントなどを用意しています。
不登校当事者会「あすまよ」
文部科学省が公表した「問題行動・不登校調査」では、全国の小中学校で2021年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は前年度から4万8813人(24.9%)増の24万4940人となり過去最多となりました。
不登校の子どもは9年連続で増加しており、10年前と比較すると、なんと小学生は3.6倍、中学生は1.7倍の増加。
大東市でもこの傾向は顕著であり、発表によると2019年度で155人、2020年度は204人、2021年度は225人、2022年度は315人とわずか3年で2倍に増加しています。
学校に行かない(行けない)理由は子どもたちそれぞれで、ただひとつの解決策があるものではありません。
スタッフメンバー自身や、メンバーの子どもに学校に行けない・行かない・行っていなかった当事者がおり、
「自分たちがいましんどいこの状況を何とかしたい」
「相談できずに苦しい思いをしている親子とつながりたい」
という思いから「あすまよ」を始めました。
長期欠席の子どもだけでなく、学校に通っていてもしんどい気持ちを抱えている子どもとその保護者を対象とするため、
「あす」学校に行くことを「まよ」っている子どもと保護者の会=略して「あすまよ」としました。
子ども食堂「まんまる食堂」
近年共働きの家庭が、貧困層に限らず一般的となり地域との交流も減少。まさに公園で遊んでる親御さんの姿も子ども会加入者も激減している中で、コロナになりますます関係性が薄く孤育てになっているのではないか?
子育ての事で悩んでも相談できるところが分からず1人で悩んでいる人はいないかな?
近くにたった1人でもはなしを聞いてくれる場所があれば随分気持ちも楽になるのになぁ…
といった色んな思いで、誰でも気軽に来れるよう、この諸福地域にも子ども食堂があったらいいねという事で『まんまる食堂』が出来ました!
寄付金の使い道
3PIECEの運営はほぼボランティアで、運営に必要な物品や設備及び資金面においても支援が不足しており、活動を円滑に進めることが難しい状況にあります。
このため、活動に必要な人件費、備品、食材、調理器具、運営資金などのご支援をお願いしております。
物資や資金などのご寄付は3PIECEを通じて、「もろカフェ」「あすまよ」「まんまる食堂」の活動の原資とさせていただきます。