私たちの取り組む課題
◆東日本大震災による福島県から茨城県への移住者の心のケア
◆LD・HSCの子どもが育つ環境を整える事業
なぜこの課題に取り組むか
東日本大震災によって、福島県からの茨城県への避難者支援で直面してきた課題は、これまでの日本の課題と共通するものが多くあり、それらを浮き彫りにした出来事であるとも感じられます。精神病の増加、高齢者の孤独、地域格差による差別、放射性物質による土壌汚染、エネルギー問題、家族間での不和、政治不信。教育、経済、医療、農業など多様な分野における課題が存在しています。
私たちは、人と人が集い対話し、そこから生まれる気づきや学びが、新しい社会をつくるための一歩につながるのではないかと考えています。
じゃぁまいいかねっとは、個人の主体的な意思や感覚を尊重し、人と人との異なる価値観や性質を知り、認め合い共感し補い合うという精神ものと、社会に必要な活動を生み出し、そのプロセスを通じて人を育み、人が生かされる仕組み・社会づくりを実践していきます。
◆東日本大震災による福島県から茨城県への移住者の心のケア
東日本大震災による福島県から茨城県への避難者は、自律・自立した生活を送ることができている方がいる一方で、精神的・生活的課題を抱える方もおり、その課題はより多様になり、個別化・複雑化し、深刻なものとなっています。県内各地域では、支援団体が避難者交流会等を実施し、支援団体・避難者団体のネット―ワーク組織もできてきているが、ボランティアで活動している団体も多く、課題を抱える一人ひとりに対応した個別的な支援をすることは、難しいのも現状である。そこで、個人のパーソナルな状態に寄り添い、精神面・生活面でのサポートをすること、当事者同士や同じ茨城県に住む住民同士という支え合う関係を築ことにより、一人ひとりの自律自立した生活・人生をサポートしていきたいと考えいています。
◆LD・HSCの子どもが育つ環境を整える事業
LDやHSCなどの特性のある子どもは、周囲から理解されず、努力不足、育て方が悪いなど、誤解を受けやすく、適切な支援が受けられないことが多々あります。さまざまな問題や困難を抱えることで、意欲や自信を失ったり、自尊心を失ってしまうことさえあります。
また、近年、不登校の子どもが増えており、コロナ休校後に、学校への行き渋りや不登校になる子も増えているのが現状です。LDやHSCの子ども達は、誤解や適切な支援が受けられないことも多く、不登校になってしまう子も少なくありません。
特性のある子ども達の個性を正しく理解し、そのような子ども達に気づき、適正な支援が受けられるようにすることが大切です。
すべての子ども達の個性が尊重され、家庭や学校、社会の中で、その子らしく生きられる環境を整えるために、この事業を実施していきます。
寄付金の使い道
私たちは、市民団体であることから、基本的にはボランティアベースで活動しています。
ですが、地域や社会にとって、必要な活動であったとしても、無償で労力だけを提供する、個人で持ち出しをしてくような活動では、継続的に活動をしていくことは困難です。
そこで、この活動を支えてくださる方を募集します。
どうぞよろしくお願いいたします。