私たちの取り組む課題
食品ロス削減:未利用のまま廃棄されている食品が京都府内には11.5万トン(2019年度)あります。
食のセーフティネット:様々な事情により今日の食にも困ってしまう人が多くいます。
こどもの貧困:夏休みなどの長期休暇があけてくると痩せてしまうこどもが少なくありません。
なぜこの課題に取り組むか
様々な事情により今日の食事に事欠く方がいる一方で、未利用のまま使われない食品「食品ロス」が大量にある。
「もったいない」食品を「ありがとう」に変える活動に対する社会的ニーズも高まってきている。
こどもの貧困がクローズアップされるようになって10年以上経過しているが、未だ7人に1人という高い状況にある。
私どもの活動では貧困をなくすことはできないが、今困っている人にまず手を差し伸べることが大切である。
寄付金の使い道
1.フードバンク団体の基盤強化
寄贈者、提供先ともに無償で食品の流通を実施しており、財務基盤が脆弱であることは否めない。
2.こども支援プロジェクト
夏休みなどの長期休暇明けに痩せてしまうこどもがいます。低所得の子育て世帯に夏・冬・春の3回、長期休暇前に宅配便で食品を届ける「こども支援プロジェクト」を実施しています。
京都府内には6,000世帯以上の利用希望世帯があると推計していますが、本年度で約900世帯と府内全域をカバーするにはまだまだ遠い道のりがあります。