私たちの取り組む課題


皆様、お世話になります。
「NPO法人LOCS・虐待サバイバーをつなぐ会」のページにアクセスして頂き、ありがとうございます。
虐待は「死ぬも地獄、生き延びるも地獄」です。
被虐待環境を生き延びた虐待サバイバーや、機能不全家庭で育ったアダルト・シルドレン(以下AC)は
虐待の記憶に苦しみ、PTSDはじめ様々な精神疾患に苦しみ、生育歴によって歪められた思考に苦しみ、
健全な家庭で育った方々の何十倍もの重荷を背負い、やっとの思いで生きています。
(虐待後遺症=マルトリートメント症候群)
サバイバーやACの皆さんは、
「生んで貰った恩、育てて貰った恩があるだろう」
「親のことを悪く言うものではない」
「子を愛さない親はいない」
「家族なんだから話合ってみれば?」
という悪気のない言葉に深く深く傷付き、心も口も閉ざしてしまいます。
マスメディアはセンセーショナルに虐待死を報じますが、
もしかしたら虐待サバイバーは貴方の隣にいるかも知れません。
それほど、彼ら成人したサバイバーへの認知度は低いのです。
当法人は以下の活動を行ってります。
◆孤立したサバイバーやACが、虐待後遺症からの回復を目指して集うミーティング(自助会)の定期開催。
◆誰にも共感して貰えなかった虐待体験や感情体験を聴く、「傾聴カウンセリング」。
◆虐待後遺症を周知する為の講演会活動
◆虐待環境から脱出する為の伴走を行っております。
◆虐待環境や機能不全家庭を避けて、公園に集う「警固キッズ」に居場所を提供。
なぜこの課題に取り組むか

当法人の代表理事は虐待サバイバーです。
私が虐待を受けていた頃、社会に「子ども虐待」という概念はありませんでした。
自分の子どもをどうしようが親の自由!という考えの親御さんが相当数存在します。
ひとさまの子どもに同じ事をすれば「犯罪」です。
しかし、自分の子どもには何をしても許されていた時代でした。
その悲しい時代は今も続いています。
「躾」と称して行われる暴力、暴言、文化的虐待、教育虐待に晒されながら
周囲の理解は得られず、私の声は「子どもを愛さない親はいない」という神話に掻き消されていきました。
家出という手段で虐待環境から脱出し、
大量の抗精神薬を服用しながら必死で生きてきました。自殺も考えました。
顧みられるどころか、社会の無理解の荒波を真っ向から被り
ひとり孤独に生きているサバイバーが沢山います。
昨今「毒親」という言葉が認知され、SNSなどでサバイバーやACが声を上げ始めました。
当法人は現在進行形で七転八倒しながら生きているそんなサバイバーやACの、心の拠り所をつくりたい。
安心して体験を語れる場を提供したい。
虐待環境から逃げるお手伝いをしたい。
何より、虐待そのものがなくなる方法を考えたい。
このような思いから法人格を取得し、活動範囲の拡大を図っていこうと決意しました。
支援金の使い道



現在は主に
◆2025年7月セーフスペース(シェルター)設置
成人しても尚、虐待後遺症によって就労不能であったり、親による経済的搾取により、
経済的自立が阻まれ、虐待環境から脱出できない当事者を、医療や福祉に繋げ、
安全な住居探しなどの伴走を行っています。
面前DVという虐待を受けている子どもさん(親御さん含む)を対象としたセーフスペース(シェルター)を運営しています。
虐待環境、DV環境から脱出した当事者を保護する為の交通費、食費(福岡市を中心に九州全域)
住民表を移動、福祉に繋げる必要があれば繋げ、医療に繋ぐ必要があれば繋げます。
当事者から詳細に聴き取った情報を纏め、信頼する医師に託します。
主治医、ケースワーカー、そして当法人と三者で話し合い、
市営住宅への優先入居などをお願いし、安全安心な環境を整え、
当事者の希望があれば住民票閲覧制限などの手続きに同行します。
◆定期的自助ミーティングの定期開催
社会ではなかなか理解されない虐待後遺症の苦しみ
また虐待の感情体験を共感し合える仲間と共に、語り聴くことによって
癒やしと気づきを得る場を提供し、後遺症からのリカバリーを目指しています。
◆カウンセリング
「根深い人間不信」から自助ミーティングの輪に入ることを恐れる当事者には、
当法人より担当カウンセラーをつけメンタルケアを行っております。(正会員入会必須)
正会員の方は、認知行動療法、ポリヴェーガル理論、交流分析、精神分析療法、虐待に特化したトラウマケアを学習したカウンセラーによる
月に一回のカウンセリングを受けることができます。
2026年現在は、自助ミーティングよりもカウンセラーの需要が高まり、
現在は18名のクライエントがカウンセリングを受けています。
◆若者の避難カフェ・フリースぺスYURUYURUの定期開催
東京でいうところの「トー横」と呼ばれる場所が福岡にもあります(警固公園)
警固キッズと呼ばれています。彼らの中には、「機能不全家庭」「虐待環境」から逃れるため
共感し合える若者達と集い、公園で夜明かしをします。
警固公園内に在る公的施設を借り受けて開催しているYURUYURUは
彼らのひと時の居場所として利用されています。
若者達に提供する茶菓おにぎりやパスタ、おかず、茶菓代。(1開催毎におよそ3,000円×月3日~4日開催)
◆講演会活動
虐待後遺症の深刻さを社会に周知する講演会やフォーラムの開催。
依託する後援者の依頼料により講演料ばらつきがありますが、
当日のスタッフ報酬などを含め、1講演会あたり250,000円程が必要です。
◆2025年度以降のの新事業 虐待サバイバ―、アダルトチルドレン、DV被害者対象の「SOS電話開設」
2026年からは、更にDV被害者に対象を広げ「SOS電話」を実施しております。
これまで代表者が1人で担ってきたSOS発信を、日時を決めて2人態勢で受信し必要な伴走を行います。
※従事者の人件費 (1h 1,200円×月/24h)×2名=230,400円
※通話料金 (1月2,698円×2台)×12ヶ月=64,752円
◆虐待予防のための行政への提言
蓄積した虐待サバイバーの声を元に、有効な虐待予防への取り組みを
行政に提言します。
皆様からお寄せ頂いた大切なご寄付は、サバイバーやDV被害者セーフスペース滞在時の食費、日用品費、子どもさんの玩具費、被服費、
自立までの伴走費用の為に、大切に有効に使わせて頂きます。
皆様のご支援が、彼らの一筋の光となります。
どうかあたたかいご支援をもって、皆様も彼らの伴走者となってください。
宜しくお願い致します。

