1/24(土)に、Torii制作ショートフィルム上映&ダイアローグを行いました。
2026/1/28 11:40


2026年1月24日、Toriiは東京・清澄白河にて、ショートフィルム上映とダイアローグの場を開催しました。
本イベントは、現在実施しているトラベルコンパニオンキャンペーンの一環として、Toriiの活動や思想に関心を持ちつつも、
「Toriiと継続的に関わるとはどういうことなのか」
「自分はどんな距離感で社会問題のそばに居たいのか」
「Toriiの思想や価値観が気になるけど、一体自分のなにと共鳴しているのか」
といった感覚とじっくり向き合っていただけるような場として設計しました。
当日は13名が参加し、Toriiが関わってきたインドのサバイバー・リーダーたちの声を記録した
ドキュメンタリー作品『Beyond Survival – 傷が、語りだす』(ILFAT Documentary Series Ep.2)を上映しました。
この上映と対話の時間を通して私たちが大切にしたのは、
何かを理解したり、答えを出したりすることではなく、
それぞれの内側に生まれる感覚や揺れと、急がずに向き合うことでした。
こころがぽっとあたたまる、から始まって

イベントの冒頭、参加者ひとりひとりが自分の内側にある思いと繋がってそれを言葉にする「ビーズの輪」では
「こころがぽっとあたたまりたい」
「リラックスした状態で帰りたい」
そんな願いが、ぽろぽろと聞かれました。
この場に来た理由も、関心の向きも、それぞれ違うけれど、少なくとも今日は、少し肩の力を抜いて、安心できる時間を過ごしたい。
そんな共通の温度感が、静かに場に広がっていきました。
映像を観て、言葉にならない余韻を抱えたまま、自然の中を歩き、少人数で声を交わし、また全体に戻ってくる。

そうした時間の積み重ねのなかで、
「心に残る場面や言葉があった」
「自分の人生や経験と、どこかで重なった」
という声が、多く聞かれました。
そして最後のビーズの輪で、置かれた声
一方で、クロージングのビーズの輪では、最初とは少し違う質の声も置かれていました。
「正直、重たい感じが残っている」
「一体、自分の内側で何が起こっているのかを、もう少し味わっていたい」
それは、決してネガティブな意味での「重さ」ではなく、簡単に言葉や理解に回収されない何かが、それぞれの内側で静かに動き始めている、という感触でした。
最初に願われていた「あたたまりたい」「リラックスして帰りたい」という感覚は、おおむね叶えられていたように見えました。
同時に、その先で、自分でもまだよく分からない問いや感覚を持ち帰る人もいました。
余韻を持ち帰る、ということ
ーーーそして、トラベルコンパニオンへ

このイベントは、何かを分かりやすく理解したり、その場で態度や立場を決めたりするための時間ではありませんでした。
むしろ、
すぐに答えを出さなくてもいいこと。
分からないままで、少し立ち止まってもいいこと。
その感覚を、誰かと共有してもいいこと。
そうした在り方そのものを、身体感覚として確かめる時間だったように思います。
参加者からは、
「すぐに言葉にはならないが、余韻が残っている」
「一体、自分の内側で何が起こっているのかを、もう少し味わいたい」
といった声が寄せられていました。
Toriiが大切にしているトラベルコンパニオンは、
こうした感覚を、「イベントのあとに置き去りにしない」ための関係性です。
何かを成し遂げるために集まるのではなく、すぐに結論を出すことを求められるわけでもなく、分からなさや揺れを抱えたままでも、同じ時間を、ともに歩いていく。
この日の場で生まれた余韻が、それぞれの日常のなかで、ふと立ち戻れる感覚として残っていくなら。
トラベルコンパニオンは、その歩みを、少し長い時間軸でともにするためのひとつの選択肢であり続けます。
そして多くの方と一緒に、この先のToriiのトラベルを一緒に歩んでいきたいと願っています。

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