支える人も、支えられる人も、みんなが育ち合う場所

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NPO法人Chou・chou(シュシュ)

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「今日も“いつもの人”に会えた」——その安心が、子どもたちの心を支えています。

シュシュのこども食堂は、少人数だからこそ、ひとりひとりに丁寧に向き合える場所です。 平日の昼間、学校に行けない時間に訪れる子どもや若者が、誰かとつながり、安心して過ごせる居場所。 夕方には、思春期の子どもたちが自分らしくいられる時間を提供しています。

発達障害、不登校、対人過敏性など、さまざまな背景を持つ子どもたちが訪れるこの場所では、 臨床心理士と経験豊富な保育士が中心となって運営し、子どもと保護者の両方に寄り添った支援を行っています。 学習スタイルのアセスメントや保護者の相談対応など、専門的なケアが求められる場面も多く、 “いつもの人がいる”という安定感は、子どもたちの心の土台を支えるために不可欠です。

SOSを出せない家庭であっても、地域のスクールソーシャルワーカー(SSW)や子育て支援課、 心配してくれる近所の方々がそっとつなげてくれる——そんな地域の力にも支えられています。

ここは、単なる「居場所」ではありません。 支援する側/される側という分断を超えて、関わるすべての人がコミュニティの一員として尊重される場です。 子育て中の方が社会とつながる場として、保育者を目指す若者が夢に近づく場として、 学生が学びを実践する場として、そして社会人が自分のスキルを活かす場として—— それぞれがこの場所を育て、支え合っています。

「行けない日」でも、足が向く場所を。不登校の子と親に寄り添うこども食堂の挑戦を応援してください。

Story


「行けない日」でも、足が向く場所を。不登校の子と親に寄り添うこども食堂の挑戦を応援してください


「なぜ学校に行けないのか、自分でもわからない」と思い悩む、不登校の子どもたち。

「どうしたらいいのかわからない」と追い詰められ、孤独を抱えてしまう保護者。

いま日本全国で、不登校の子どもたち、そして子どもたちとともに悩む保護者が増えています。孤立していく親子へのケアが、一刻も早く必要です。


私たちは、そんな親子を対象にしたこども食堂を福岡で開いています。

「昼間に行ける場所」「いつもの人がいる場所」を守りたい。臨床心理士や保育士が寄り添い、親も子も安心できる“巣”のような居場所を続けていきたい。

この場所が灯りを絶やさず続いていくように、あなたの力を少しだけ貸してください。


私たちの取り組み


私たち NPO法人Chou・chou(シュ・シュ)は、福岡市で親子のケアに携わる市民団体です。「子どもはかわいい」、それでも親たちがどうしても抱えてしまう、不安や孤立。それらを解きほぐしていくために、子どもの専門家や社会福祉・医療職のエキスパートたちが集まって、2023年から福岡市・福岡市の助成事業で居場所支援活動や保護者支援、カウンセリングなどの実施を続けてきました。



今年10月からは、子ども食堂+学習支援「ごはんとノート」も開いています。



ここは、少人数で一人ひとりに丁寧に向き合える場所。平日の昼間、学校に行けない時間に訪れる子どもや若者が、誰かとつながり、安心して過ごせる居場所となっています。

夕方には、思春期の子どもたちが自分らしくいられる時間を提供。学校や人づきあいにちょっと疲れた子、感じ方が少し繊細な子…さまざまな背景をもつ子どもたちが来てくれるこの場所では、臨床心理士と経験豊富な保育士が中心となり、子どもと保護者の両方に寄り添っています。



(あたたかな場所のイメージ写真)新規で撮影する


ここに来れば、困りごとを抱える子どもや親が、いつでも専門的なケアに触れることができます。SOSを出せない家庭であっても、地域のスクールソーシャルワーカーや子育て支援課、心配してくれる近所の方々がそっとつないでくれる——そんな地域の力にも支えられています。


いま、なぜこの場所が必要なのか


現在、全国で不登校の子どもは35万人を超え、過去最高を記録しています。ここ福岡県でも、不登校の子は18,000人以上にのぼっています。しかも低年齢化が進み、学校に行けない理由は複雑化しているのです。


その一人ひとりの背景には、言葉にならない不安を抱える子どもと、眠れない夜を過ごす親の姿があります。


かつて、代表・宮島の子どもも不登校でした。



「どうしたらいいのかわからない」「相談できる相手がいない」——母としての孤独と、社会の無理解に押しつぶされそうになった日々を、今も忘れられません。

また、臨床心理士として働く宮島が多くの子どもに関わる中で見えてきたのは、「なぜ学校に行けないのか、自分でもわからない」という苦しみを抱える本人たちの姿でした。発達障害、思春期うつ、摂食障害、不安障害、起立性調節障害……いくつもの要因が絡み合い、自信をなくした子どもたちは“行けない自分”を責め続けています。


そして保護者もまた、働けず経済的にも精神的にも追い詰められ、制度の隙間で孤立してしまう現実があります。

フリースクールの費用負担が大きく、公的支援が届かない地域も少なくありません。ここ福岡市には、補助の制度もありません。「家庭だけに支えを任せる社会構造」は、もう限界にきています。

「巣」になる場所があれば——地域の声から生まれたシュシュ

ある日、スクールソーシャルワーカーの方が言いました。

「学校に行けなくても、自宅から社会につながれる“巣”のような場所があれば…」


また、保護者からはこんな声もありました。

「子どもと昼間いるのが、息苦しいんです」


この2つの言葉が、私たちを動かしました。

子どもが学校に行けないとき、家庭の中で親子が閉じこもるような時間が生まれます。



親は誰にも相談できず、恥ずかしさや罪悪感を抱え、自分を責め、徐々に孤立していきます。子どももまた、自分がなぜ学校に行けないのか分からないまま、苦しさを抱え続けます。


そんなとき、家庭と学校のあいだにある“地域”が、子どもと親をそっと受けとめる場所になれたら—— その思いが、シュシュのこども食堂「ごはんとノート」の原点です。

専門性×地域のつながりで支える


このこども食堂には、発達障害、不登校、対人過敏性など、さまざまな背景を持つ子どもたちが訪れます。 そして臨床心理士と経験豊富な保育士が中心となって運営し、発達や心の状態に応じて、子どもと保護者の両方に寄り添った支援を行っています。


  • 学習スタイルのアセスメント(=一人ひとりに合った学び方の支援)
  • 保護者の相談対応(=安心して話せる場所づくり)
  • 心のケアと“遊び”を共有できる関係づくり

おなかも心も満たす食事の時間

    

SOSを出せない家庭であっても、地域のスクールソーシャルワーカーや子育て支援課、 心配してくれる近所の方々がそっとつなげてくれる——そんな地域の力にも支えられています。



「居場所」以上の可能性


また、ここはただ「居る」だけの場所ではありません。 地域の方々、学生さんも立ち寄り、この場に携わっています。そしてこの場所は子どもだけでなく、関わるすべての人が“育ち”、“育てられる”場です。


  • 子育て中の方が社会とつながる場として
  • 保育者を目指す若者が夢に近づく場として
  • 学生が学びを実践する場として
  • 社会人が自分のスキルを活かす場として

役割は違っても、この場を大切に思い、支え合いたい気持ちは同じ。 このこども食堂は、“してあげる”支援ではなく、“ともに育つ”場です。


そのため、シュシュのこども食堂が持つ役割は、3つあると私たちは考えています。

  • 学校に行けない子どもたちが、安心して過ごせる場所
  • 保護者が孤立せず、相談できる場所
  • 地域の人が関わり、共に育ち合う場所

支援する側/される側という分断を超えて、 関わるすべての人がコミュニティの一員として尊重される……私たちは、そんな場づくりを目指しています。



なぜクラウドファンディングに挑戦するのか


今年10月、「ごはんとノート」は初めての運営をスタートしました。

赤字にならないよう工夫を重ね、なんとか続けていくために頑張っています。



その中で、見えてきた課題もあります。

ひとつは、「支援には時間がかかる」という現実です。子どもたちの背景はさまざまで、関わり方にも時間がかかります。「来年には次のステップにつながってくれたら」と願う気持ちはありますが、あゆみは人それぞれ。焦らず、待つことも支援のひとつだと感じています。


そんな子どもたちを支えるためには、続けていける運営体制が必要です。継続的に関われるスタッフ、安心して通える環境、地域とのつながり——そのすべてが、子どもたちの「次の一歩」を支える土台になります。


一方で、運営にはあと少し、資金が足りていません。助成金なども随時検討・応募をしていますが、どうしても足りなくなってしまう部分を、このたび挑戦するクラウドファンディングでカバーしたいと思っています。


ご支援は、


・活動を支えるスタッフの人件費

・子どもたちの食事と教材費

・地域と連携するための運営費


として、大切に使わせていただきます。

この場所があることで、子どもたちは少しずつ自分を取り戻していきます。

「自分はここにいていい」——その感覚を守ることが、未来への一歩につながります。


あなたの応援が、次の安心を生み出します。

どうかこの挑戦に、力を貸してください。



代表・宮島から

私を含め、シュシュのスタッフは、仕事のかたわら手弁当で活動を続けてきました。

「福岡の親子が直面しているこのしんどい現実を、なんとかしたい」

その思いだけで集まり、知恵を出し合い、時間をつくり、ボランティアとして現場で一人ひとりに向き合っています。


助成金や自主事業など、活動を支える手段も模索してきましたが、

それでも、どうしてもあと30万円だけが足りません。


こども食堂にケアを必要とする親子が来てくださる限り、この場を開き続けたい。

このクラウドファンディングは、活動を続けるための初めての挑戦です。


今ここに来ている子どもたちが、自分のペースで少しずつ前に進めるように。

そして、これから出会う子どもたちにも、安心して過ごせる場所を届けられるように。


どうか、応援をお願いいたします。


https://r.goope.jp/chouchou-web/

Representative:宮島篤子

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