わたしの想い
2020/1/24 21:11
盛岡ユースセンターの菅原です。私は大学在学中と、卒業してすぐ、そして現在の盛岡ユースセンターと今まで3つのフリースクールに関わってきました。
大学在学中にボランテイアをしていたフリースクールは、自然の中にあり、一緒に昼食を作ったり、夕日の中犬の散歩をしながら話をしたり、のんびりした時間の中で過ごすことができる、とても暖かい場所でした。その時、母が亡くなり、色々な思いで頭がいっぱいだった私は、その暖かさでエネルギーをたくさん溜めて、自分の家族の元へ笑顔で帰ることができていました。
卒業後に勤めた仙台のフリースクールは、私の得意なことや強みにフォーカスして仕事を与えてくれ、のびのびと、仕事をすることができました。自分の未熟さが悲しくて、生徒たちが帰った後に泣きそうになりながら話を聞いてもらったことが何度もありますが、失敗してもこうして仲間がしっかり後ろにいてくれるからいるから大丈夫だと思え、とても安心できる場所でした。
人が人に寄り添うということ。隣で一緒に悩み、喜び、「大丈夫」と言ってくれることで生まれる安心がどれだけエネルギーになり、次に進む力になるのか、私はフリースクールを通して実感してきました。
そして盛岡ユースセンターは、その「寄り添う」ということを何よりも大切にしています。私たちがしていることは、本当はとてもシンプルで、その子がその子であることを、ひたすら大切にしています。子どもたちの一度きりの人生を心から応援しています。
人生の主人公は自分。チャレンジもしよう、疲れたら休もう、困ったら私たちがいるから大丈夫。いつでも頼っておいで!と胸を張って言える暖かい大人であり続けたいと思っています。
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