【職員紹介③】
2025/9/28 10:36

✨ご支援ありがとうございます✨
キャンペーン終了まで残り3日となりました!すでに 105名の方から1,435,689円(目標の95%) のご支援をいただきました。温かい応援の気持ちに、スタッフ一同心から感謝しております。
本日は「とらいあんぐる」で働く職員の紹介をします!
世代間の連鎖を少しでも断ち切るために、若年出産の家庭に、健全な親子の愛着形成の土台を、一緒に育てていきたい
石谷真紀
社会的養護拠点事業「とらいあんぐる」所属
◆自己紹介をお願いします
「NPO法人 青少年の自立を支える奈良の会」に勤めて3年目の石谷真紀です!
今年の4月にミモザの家から異動し、現在は社会的養護拠点事業「とらいあんぐる」で若者たちと関わる日々を送っています。出身は朝ドラ『あんぱん』の舞台、高知県です。
◆この仕事に携わろうと思ったきっかけは?
30年程前になりますが、高知を出て京都の社会福祉系の短大を卒業した後、すぐに市内の児童養護施設で働き始めました。
そこでしばらく勤めていましたが、奈良の橿原市に越すことになり一旦退職をした後、若年出産などを支援する事業に携わったことがきっかけで、当時、2020年に「ミモザの家」で関わっていた若年出産の女の子の情報をSNSで見かけ、支援をさせてくださいと申し出たのが「ミモザの家」との初めての繋がりでした。
残念ながらその時は、色々と彼女の状況が変わり支援に至ることはありませんでした。
それから数年後、次の職を考えているタイミングで何のご縁か、当時、働いていた職場の同僚から、「ミモザの家で働かないかと紹介あるが自分は行けないから代わりにどうか?」ということで、再びミモザの家とのご縁が繋がりました。それが私がここで働くことの直接のキッカケになりました。
以前はご縁なく終わった「ミモザの家」でしたが、今度はスタッフとして携われたことに正直、自分でも驚いています。人との繋がりというのはどこでどのように繋がるのかわからない、本当に面白いものだと思いました!
そして、なぜこの仕事かという点についてですが、私自身、長く児童養護施設で働いていた中で、乳幼児期に親子の愛着形成をどのように結んできたかということは、その後のその子の人生に大きく影響しうる、とても大切な絆であるという認識が深まり、若年出産などリスクのある家庭に繋がりアウトリーチで愛着形成を育む支援活動をライフワークと位置づけてやっているのですが、自立援助ホームや社会的養護拠点事業の活動の中で、若年出産の時期に携わり愛着形成に焦点をあてた支援を伴走できれば、今ある世代間連鎖をほんの少しでも断ち切れる、あるいはその家庭にとって健全な親子の愛着形成の最初の一歩、その土台を作るお手伝いができる、そんな想いもあるからです。
◆日々のエピソードや印象に残る瞬間は?
「とらいあんぐる」はこの春から始まった居場所事業なので、これからというところです。
ここ最近、利用してくれる若者が少しづつ増え、居場所に来てリラックスして話をしたり、一緒にカードゲームなど楽しんだり、遠くからでもイベントに参加してくれたりしました。
自立援助ホームとは違い生活を共にする場ではないので、打ち解けるのに距離や時間がかかりますが、ちょっとでも気持ちが楽になったり、前向きになれたり、自分自身のことに気づいたり、頼れる場所と思ってもらえたら嬉しいなと思います。
◆今回のクラファンの根本のテーマである「ここにいてもいいんだ」と感じられる居場所づくりで、特に大切にしていることがあればお聞かせください。
私自身がここで居心地の良さを感じられることで、利用してくれる若者もそう感じてくれるんじゃないかと思っています。
◆今回のクラファンに対する想いと支援してくださる方々に、一言メッセージをお願いします。
「とらいあんぐる」では、支援物質の買い出しや訪問などで車を出す機会が多く、今は自家用車を使っているので今回のクラファンで職場の車が使えるようになったらとても助かります。
支援者の皆様へ
この度のクラウドファンディングに温かいご支援を頂き、本当にありがとうございます。
皆様のご支援を受け、これからもスタッフの一員として、縁あってここで出会った若者たちと真心で向き合い、自立へのお手伝いができればと思います。
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