茨城朝鮮初中高級学校は、東北・北関東という広い学区から生徒が集い、言語や文化、歴史を学びながら、自分らしく生きるための「人生の軸」を育む学び舎です。しかし、当校は国や自治体からの助成を受けられず、運営の多くをOBOGや有志の支援に支えられています。現在、教材や寮の運営、少人数教育の継続など、教育の質を守るための資金が慢性的に不足しています。
そこで、既存の「マンスリーサポーター制度」を通じて、継続的に応援してくださる方をさらに募っています。月500円からの支援が、子どもたちの学びの場を守り、安心して成長できる環境づくりにつながります。自分らしさの軸を育むこの学校が、これからも地域と同胞社会の希望の灯であり続けられるよう、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
Story
豊かな民族性(言語・文化・歴史)を育み、同胞社会・日本・世界で活躍する人材を育てる『茨城朝鮮初中高級学校』
茨城朝鮮学校の歴史は1953年4月15日、生徒数17名から始まりました。
茨城朝鮮初中高級学校は本州の実に45%にあたる広範な学区(北関東、東北)を持ち、これまで約3000名の学生が学び、同胞社会の担い手として羽ばたいていきました。
当校は朝鮮半島にルーツを持つ、在日同胞子弟のための教育機関です。
当校では民族的アイデンティティ形成を軸に、人間力と学力を育む教育。 知・徳・体の素養を備え、同胞社会の発展および日本社会、国際社会で活躍する人材を育成する教育に重点をおいています。
豊かな民族性を育む民族科目と日本の学校教育に準じた教育を行い、民族の言葉、文化、歴史を学ぶとともに日本や世界各国の社会、歴史、自然、言語を学びます。
世代と地域を越えてつながる――「一人はみんなのために」が息づく学びの場
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」をスローガンに掲げ、他者との関わりの中でリーダーシップとコミュニケーション能力、探究心、思考力、判断力、表現力を育み、総合的な人間力、学力を高める教育を行っています。
また、当校は初中高の一貫校であるため、初級部1年生から高級部3年生までが同じ校舎で学び、運動会や各種学校行事も共に行います。
そして高級部からは広範な学区から学生たちが入学するため、学生たちは親元を離れ、寮生活をしながら当校で学びます。
そのため自然と上級生は下級生を助け、共に遊び、喜びも悲しみも共有し、全校生がとても仲の良い家族のような温かい関係を築いております。
同胞社会・日本社会・国際社会を繋ぎ、子どもたちの未来を輝かせる茨城朝鮮初中高級学校へのご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
学校運営上の課題
現在、当校に対する国・地方自治体からの助成は一切なく、あらゆる教育助成対象からも除外され、学校運営の大半は、卒業生や有志の方々からの寄付金でどうにか賄われているのが現状です。
現在、私たちはより持続可能な学校運営を目指し、新たな挑戦として「マンスリーファンディング」を開始します。
「学びたい」に応えきれない、そんな未来にしないために〜この状態が続くことで生じる子どもたちへの影響〜
当校では、教育の質を維持・向上させるために、教材や設備の充実、教職員の研修、学校行事の開催など、さまざまな取り組みを行っています。
また、学生たちの視野、可能性、未来を拡げるために様々な課外授業や体験、レクリエーションを行っています。
遠足や部活、課外授業、キャンプ、修学旅行などあらゆる体験が学生たちの成長にとって大事な機会です。
しかしながら、現在学生数が少ないなかで様々な体験を保障するためには、移動費用をはじめ体験費用を少人数で捻出しなければならず、学園および保護者の負担はこれまで以上に大きくなってしまっています。
教育の質向上と学生たちの課外体験は学生たちの未来をより輝かせるために必ず必要なものです。
しかしながら、現在の寄付金だけでは、これらの運営を安定的に継続することが難しくなっています。
このような状況が続くことによって、子どもたちの成長のための新たなチャレンジや学びをバックアップできない可能性をはらんでいます。
授業も部活も、すべてが学びの場――少人数だからこそ実現できる教育を未来へ
当校に通う子どもたちは、授業のみならず様々な課外活動、部活動、地域の協力による特別授業などを通して学校生活の全てがとても大事な学びの場となっています。
現在当校は少人数クラスが多い現状で、一人一人の学生に教員たちが全力で力を注ぎ、きめ細かい教育を提供することができています。
当校では学生たち一人一人の大きな希望や夢を具体化・実現する為の土台を築き、同胞社会や日本社会、国際社会で活躍する人材を育成しております。
しかし、当校は少人数クラスがゆえに学費だけでは補えない活動が生じており、足りない部分は保護者会や同胞たち、日本の友人の皆様からのご支援によりどうにか成り立っております。
これからも学生たちの未来を輝かせる為の持続可能な学校運営を担保するために、「マンスリーファンディング」にご協力お願いいたします。
学校長金日中の想い『子どもたちが“自分らしく生きる軸”を育む場所として未来へつなぎたい』
茨城朝鮮初中高級学校、学校長の金日中と申します。
私は、幼稚園から高校までの15年間、ここ茨城朝鮮初中高級学校に通い、大学を経て母校で教員となり25年目を迎えます。
今日まで数十年に渡って母校で過ごしており、茨城朝鮮初中高級学校は私の人生の全てと言っても過言ではありません。
在日コリアンの子どもたちの未来を輝かせるため、民族的アイデンティティを形成することはとても大事なことです。それは自身の人生に揺るぎない軸を作ることになるからです。
日本において、在日コリアンの民族的アイデンティティを形成することのできる学校は、ウリハッキョをおいて他にはありません。
ウリハッキョをより良くする過程は、在日コリアンの子どもたちの未来をより輝かせる過程であり、在日同胞社会、ひいては日本社会をより発展させていく過程となるはずだと信じています。
皆さまのご支援が、子どもたちの未来を明るく照らす力となります。
私たちの取り組みにぜひご賛同いただき、温かいご支援をくださることを切にお願いいたします。
ご寄付をいただいた皆様へ
皆さまからいただいたご寄付は、こどもたちのために、大切に使わせていただきます。
学校運営、教育環境の向上、施設維持費に使用させていただきます。
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