「森を守り、未来を守る!」活動の基盤について
2025/2/11 20:41

地球温暖化が進む中、森を守ることは未来を守ることにつながります。
NPO法人森林野会では定款で「循環資源としての活用や有効利用に関する事業を行い、地域環境の保全・保護に寄与すること」を目的と定めています。
2019年からの「高野・癒しの里プロジェクト」では「その活動範囲を国道400号線、林道高野赤土線、白桑山林道に囲まれた約10kmの内外地域に拡大し」整備・活用する基盤づくりを行ってきました。
このためには多くの資金が必要であり、これまでは福島県や南会津町の補助金を活用して、その基盤づくりを行ってきました。
この基盤を活用し、今後継続して整備を行ない活用することが必要ですが、補助金を活用するにしても自己資金が必要です。
自己資金獲得の手段として上図にもありますように「事業収入」と「イベント収入」をその柱に据えています。
しかし両方とも基盤が出来たところでのコロナ過により赤字が続いているのが実情です。
そのため、第3の収入源としてファンドレイジングを活用しょうとした次第です。
事業収入とイベント収入の現状は以下です。
1)事業収入
事業収入の中核は「民泊施設」と「さるなしオーナー制度」などの農業関連収入です。
・プロジェクトの中で民泊施設は完成しました。しかしオープンする段階でのコロナ過により周辺の理解を得ることが困難となり、オープンできないままの状態となっています。(数年内にはオープンを目指します)
・農業関連収入もやはりコロナ過で広がらず、再スタートを検討している段階です。
2)イベント収入
高野・癒しの里の活用として里山を活用した春夏秋冬のおおくのイベントを計画・推進してきました。(参照: https://moriein.jimdofree.com/schedule/ )
その中の最大のイベントが高野の雪まつりです。
当イベントは他の雪まつりのような見ることが中心のものではなく、高野の地形を生かした日本最大級の雪の滑り台(500m,150m)や雪山のカンジキウォークなど参加者が自らアクティブに遊ぶことを目的としたものです。
関東からの集客と共にインバウンドでの利用を見込んでいます。(参照:高野の雪まつり2025(募集中) https://moriein.jimdofree.com/schedule/snow2025/ )
ただこれもコロナ過で進んでおらず、今回ようやく英語や中国語のページを作成したり、県とも連携しょうとし始めた段階です。
これからの3年間で何とかこれら事業収入とイベント収入を軌道に乗せたいと考えています。
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