「森を守り、未来を守る!」活動とは
2025/1/15 09:49

NPO法人森林野会(もりのかい)は2011年以来、南会津町高野地区に置いて放置され荒廃した里山、山林を元の健全な姿に戻すべく活動を続けています。
ご存知のように2024年の日本の年平均気温は統計開始以降最も高い値となり、地球温暖化はますます進みそれに伴う災害の発生が危惧されます。
地球温暖化を少しでも食い止めるためにも森林の役割りは重要です。
森林には8つの役割り・効用があると言われています。
・ 生物多様性保全機能: 生き物や生態系を守り生物多様性の保全につながる
・ 地球環境保全機能: 二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防ぐ
・ 土壌保全・土砂災害防止機能: 土壌の流失や土砂崩れなどの災害を防ぐ
・ 水源かん養機能: 水を浄化し蓄え、水害を防ぐ
・ 快適環境形成機能: 蒸発散作用により夏の気温の低下や汚染物質の吸収、防音効果など生活環境を快適化する
・ 保健・レクリエーション機能: 癒しや安らぎを与えてくれ、気分をリフレッシュして健康維持することに役立つ
・ 文化・教育機能: 森林の景観は文化醸成の重要な要素であり、自然とのふれあいによる教育の場となる
・ 物質生産機能: 木材、キノコ、山菜など循環型資源として生活をささえる
このように森を守ることは未来を守ることにつながると考えています。
当会では2019年から高野・癒しの里プロジェクトを開始し、その活動範囲を国道400号線、林道高野赤土線、白桑山林道に囲まれた約10kmの内外地域に拡大しました。
エリア内の旧道を調査・整備してきました。しかし一旦復活した古道や広場も維持するためには相当の労力や維持費が必要であり、現時点では残念ながら再び荒れつつある道があるのも現状です。
そのため今年度から新たな会員獲得やワーケーションによる労力獲得、そして寄付による資金獲得に取り組むことにしました。
皆様のご協力をお願いいたします。
← Back to all activity reports