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傷ついた命の架け橋に。共に未来をつなぐ支援の輪を 【100名募集】

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NPO ジャパンワイルドライフセンター

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NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)

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『救いたい』気持ちが『仕事』となるように。『助けたい』が『肯定』されるように。

2025/1/29 19:30

『救いたい』気持ちが『仕事』となるように。『助けたい』が『肯定』されるように。 Main Visual

世界的に生物多様性の重要性が提唱され野生動物の保護が進められている中、日本は普通種への対応が特に後れを取っています。

当団体は東京都に拠点を置き、野生動物たちのリリースまでの世話や治療、リハビリなどを行っていますが、運び込まれる野生動物のほとんどはタヌキ、キジバト、ヒヨドリといった普通種です。


1988年にJWCの前身となる『野生動物調査室』の開設から始まり、1990年にJWCの任意団体を設立、2007年に特定非営利活動(NPO)法人ジャパンワイルドライフセンターとして認定を受け、現在まで活動を続けておりますが、その間に救護を行った野生動物は1,000頭(羽)を超え、ほとんどが交通事故や窓ガラスへの衝突、ネズミ捕りシートへの誤捕獲など、人為的な事故が要因となっております。

2019年から昨年まで保護されてきた種別頭数を見ても、上位はホンドタヌキ、キジバト、ヒヨドリとなっています。



もちろん、希少種は生息数がそもそも少ない為、絶滅させないよう保護が優先されるのは当然のことで、それもなくてはならないとても大切な活動です。

しかし、こうして人的被害を被っている動物たちが実際にいる中、『“今”目の命を助けなければならない』救護の現場というのはどこも人が足りていません。


『傷病野生鳥獣の救護』が中々普及しない背景には、まず『場所が確保できない』という点があります。

単純に言っても、最初にウイルスやダニの感染を防ぐ為に使用する『隔離室』、安静にさせる為の『ステンレスケージ』や『小型ケージ』、室内で動きを確認する『リハビリスペース』、リリースを控えた子の最終トレーニングで使用する『屋外ケージ』と、最低でも3段階のスペース確保が必要となります。



さらに、種が増えればそれだけケージやスペースの確保は必要となり、鳥類であれば飛行訓練の為に広いスペースが必須です。

また、『保護の受け入れ施設』と『治療・リハビリ施設』は、基本的には隣接していないことが理想とされています。

例えば、今年も猛威を振るっている鳥インフルエンザ。「弱っている鳥がいる」と運び込まれ、そこで鳥インフルエンザの検査を行ったところ『陽性』と出てしまったとします。このケースで受け入れ施設と治療・リハビリ施設が同じ、または隣り合ってしまっていた場合、『施設内で鳥インフルエンザの陽性が確認された』ということになり、『全羽殺処分』せざるを得ないのです。

懸命に治療に耐え、命を繋ぎ、「もうすぐリリースできるかな」と最終リハビリを行っていた野鳥も、全てです。

その事態を避ける為にも、『保護の受け入れ施設』と『治療・リハビリ施設』は別であることが理想なのです。

そしてもうひとつ、最大の理由としては『資金と人手不足』があげられます。

これは当団体も実際に直面している問題でもあります。保護・救護と偏にいっても、治療費・餌代・手術費用・水道光熱費・施設維持費と資金がかかり、保護頭数が増えれば増えるほどここの費用はかさみます。

諸外国の保護施設でこの資金面についてどうしているかというと、一部国からの援助があるところもありますが、やはり資金源のほとんどは『寄付』とのことでした。

しかしながら、日本人には『寄付文化』自体があまり根付いておらず、慈善団体CharitiesAidFoundationによる「世界人助け指数」の調査では、「寄付をしたか?」「ボランティア活動をしたか?」「見知らぬ人を助けたか?」という問いの回答の集計で、日本は世界ワースト2位という数字にもなったそうです。

言い方は悪いのですが、『寄付=物乞い』という印象が根強く、活動を続けたいと思っても『寄付』を募ること自体に後ろめたさを感じてしまう団体は多いのではないかと思っています。

正直なところ、私自身もまだ『寄付』や『クラウドファンディング』で助けを求める際、躊躇ってしまう気持ちが少なからずあるので、よく分かります……。

また、本来費用として念頭に入れなければならない『人件費』の捻出はさらに難しく、どうしても日常の費用が優先される為、後回しになってしまいます。

とはいえ、保護施設を運営するのはロボットではなく人間です。それぞれに生活があります。必要最低限のお金が必要なのです。

裕福になりたいわけでも、遊びまわりたいわけでもなく、まず衣食住を確保するだけのお金がなければ、生きていくことはできません。

そうなると活動スタッフは自分の生活が優先となり、この活動のみに身を投じることは現実的に不可能です。

私達の活動であれば、動物たちの餌作り・各ケージの掃除・保護個体の身体チェック・処置・リハビリの他、問い合わせの対応、活動報告の作成、JWC通信の作成、動画の撮影・編集、SNSの運営、イベントの運営、その他事務作業と作業も多岐に渡り、人手は全く追いついていない状況で『人手不足』と『資金不足』のいたちごっこ。

十分な人件費を継続的に安定して捻出することのできない活動は発展できないのです。


今回、シンカブルで私達が継続寄付サポーター様『JWCサポメン』を募るにあたり、これまでと少しだけ変えた点として、新規雇用スタッフを目指した『人件費の確保』を目標のひとつに据えています。

もちろん、これまで同様に傷病野生鳥獣の為の日常費用、手術費用にも使わせていただきますが、今後、この活動を衰退ではなく普及させていく為にも、『救いたい気持ちを仕事へ』と考えてもらえる人が増えるように、一緒に想いを共にするご支援者様を増やしていければと考えております。


『世界人助け指数世界ワースト2位』という話をしましたが、私個人的には、日本人は古来より八百万の神という考えもあり、どんな命も大切に、尊重することのできる国民性だと思っています。


まだ、きっとこれからです。


皆様にはお願い事ばかりで、大したお返しもできず心苦しい限りですが、もし『一羽でも、一頭でも多くの命を救いたい』という想いにご共感くださるなら、ぜひご支援のご検討に併せ、拡散のご助力をいただけますと幸いです。



【3月7日(金)までにJWCサポメン100名募集】

月々500円からのご支援はこちらから!


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〒1950074

東京都町田市山崎町787-17

0427949347

https://www.jwc-web.org/top.html

Representative:佐草和泉

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