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孤独を生み出さない! いつも行く映画館と図書館を子どもの安全基地に。 暮らしの動線上にケアへの入り口を作りたい!【100名の継続寄付者を募集します】

For

General Association ケアと暮らしの編集社

一般社団法人ケアと暮らしの編集社

Total Donors

68

/ 100

68%
  • Total Amount

    ¥89,669

  • Total Donors

    68

  • Remains

    31 days

  • Starting on

    Aug. 31, 2024

  • Finished on

    Oct. 20, 2024

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はじめまして、一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事の守本陽一です。

兵庫県豊岡市で医師として働きながら、ケアと暮らしの編集社として地域の中で社会的処方につながるさまざまな活動をしています。

ケアと暮らしの編集社では、2024年の7月から、兵庫県豊岡市に住む10代に向けた、【本や映画を入口にしたユースセンター事業】を開始しました。

今回は、そのユースセンターを応援してくれる仲間を集めたいと思い、9月1日(日)~10月20日(日)の50日間に渡るマンスリーファンディングに挑戦します。

目標は「100人」。今はまだ始まったばかりの事業ですが、ぜひ応援をしていただけたら嬉しいです。

Story

“暮らしていたら、健康になっていた” - ケアをまちに編み込む「ケアと暮らしの編集社」

病院の中にいても、解決できることには限りがある。


そう思って、私たちは、2016年に医療者で移動式屋台を引いてカフェを始めました。白衣を脱いで地域の方とお話してきました。その後も映画館とのコラボイベントやアート作品への出演等の活動を続けながら、まちとケアの橋渡しになってきました。


今、病院で解決できない課題は多くあります。

孤独、生きがい、役割、過疎地域での医療、地域共生社会の実現。そこには医療介護関係者のみならず、街に暮らす人々が関わることが必要です。私たちは、そのためにまちづくりやアート、デザインといったこれまで医療とは遠いとされてきた分野の方ともコラボレーションしています。

面白そう、楽しそう、美味しそう、そんなポップな感情も大切にしながら、まちの健康を作っていきたいと思っています。



ケアと暮らしの編集社の主な取り組み



物質的豊かさの陰で加速する孤独

私たちが兵庫県但馬地域を拠点に活動を始めて早7年。その間だけでも社会は大きく変化しました。

私が学生だった頃はまだスマホも普及せず、ガラケーで通話時間を気にしながら友達と電話をする時代でした。近年はあっという間にデジタル化が進み、家の中にいても、いつでも何時間でも誰かとつながれる時代になりました。

そんな時代ですが、日本では約5割弱の人が孤独感を抱えていると言われています。1*) 2020年には未知のウイルスによる活動自粛により、社会的孤立がより顕著になりました。あの人は孤立していないだろう、大丈夫だろうと思っていても、実は孤独感を抱える人は身の回りにたくさんいるはずです。

私たちが7年間の活動してきた中でも、累計1万5千人がだいかい文庫に訪れ、居場所の相談件数も1200件を超えました。

その中には10代の若者たちも。私たちが出会った若者たちから聞く声のなかにはこんなものがありました。


子どもが「身近に、いつでも、信頼して滞留できる場所」を作りたい

彼らに共通していたのは「居られる場所」の需要でした。実際に、豊岡市内には商業施設が少なく、学校帰りや電車待ちの時間にいられる場所が多くありません。

また10代の若者にとって、主な移動手段は徒歩/自転車や公共交通機関。いくら良いものがあっても、彼らが自らアクセスできない限り意味がありません。

スマートフォンの中にはたくさんの情報と繋がりが溢れているけれど、何かあった時、何にもなくてもすぐにアクセスできる安心な場、というのは意外と若者にとって多くはないのが現状です。

子ども若者が「身近に、いつでも、信頼して滞留できる場所」をまちの中につくりたい。私たちはその手段として、兵庫県但馬地域でのユースセンター事業を開始しました。

▼不登校児が学校の代わりに通う場所としてのフリースクールは、兵庫県北部には一拠点のみ 2*)

▼豊岡駅ほど近い商店街の平日夜の様子


いつも行く映画館と図書館を子どもの安全基地に。

私たちは2024年7月から、新たにユースセンター「本と映画 テルル」の運営をはじめました。本や映画といった多様な物語を入り口に、10代の子ども若者自身の世界が広がっていくきっかけが生まれる場所になってほしい、そんな思いではじめました。

今、人々のスケジュールはとても細切れになっており、大人だけでなく子どもも時間割や習い事に追われ、時短や効率化が加速する生活を余儀なくされています。

そんな現代だからこそ、テルルでは忙しい毎日や評価から離れて、ただここに居るだけでいい、ほっと休む時間と空間を保障し、子ども若者自身の生を肯定します。

同時にテルルでは、物語に没入できる時間と空間を保障します。本や映画の中は自由です。親や友人とも離れ、自分が置かれている状況とも離れて、物語の中では何者にだってなれます。主人公と一緒に一喜一憂したり、登場人物に憧れたり、ライバルに腹が立ったり。そうして心を揺らし湧いてくる感情を味わうことそのものが、10代に過ごす時間としてかけがえのないものではないでしょうか。 

ユースセンター「本と映画 テルル」が子どもの安全基地となること。

そして安全基地を拠点に子ども若者の世界がどこまでも広がっていくきっかけを生み出していくこと。そんな場所をテルルは目指しています。



「本と映画 テルル」3つの特徴

① テルルへの参加が「学校の出席扱い」になること

前段の通り、兵庫県北部にはフリースクールが一拠点あるのみであり、行き先の選択肢が非常に限られています。

そんな中でテルルへの参加が「学校の出席扱い」になることで、学校に行きづらい、行くのをやめた10代が昼間居られる場所の選択肢のひとつとなります。


② 図書館と映画館で実施していること

しんどくなって相談事ができてから行く場所というより、「面白いから」「おしゃれだから」普段使いする場所として、地域に根付いた私設図書館と映画館で10代限定入館日「本と映画 テルル」を実施しています。

普段何気なく通う場所で予めゆるいつながりの糸を垂らしておくことで、気づいたらケアしケアされているサイクルを生み出しています。もし途中から困りごとを抱えるようになったとしても、予め関係性があるからこそ深刻になる前にケアしていくことができます。

また、本や映画の中は自由です。親や友人とも離れ、自分が置かれている状況とも離れて、物語の中では何者にだってなれます。10代自身が今置かれている状況からひととき離れ物語の世界に没頭することで、状況自体が変わっていなくても状況を受け止められる余裕が生まれる可能性や新たな価値観で捉えなおしができる可能性も広がります。

何より、主人公と一緒に一喜一憂したり、登場人物に憧れたり、ライバルに腹が立ったりと、心を揺らし湧いてくる感情を味わうことそのものが、10代を過ごす時間としてかけがえのないものではないでしょうか。


③「生き心地のよい時間と空間」として機能していること

テルルの時間に常駐している大人は、次の3つのポリシーを大切にしています。

  • 子どもの権利を保障し、生を肯定します。
  • 親でも先生でもないななめの関係の大人としてあります。
  • 声なき声にも耳を傾け、必要に応じて関係機関へ届けます。

ななめの関係のおとなの存在と、子ども自身を認めてくれる心地よい居場所の力が、子ども自らの回復と成長に寄与します。

そして子どもたちは、テルルを拠点として、地域社会に出てみたりまた戻ってきたりを繰り返しながら、徐々に地域社会の中でのつながりを形成していきます。

現在の実施状況は、週2回だいかい文庫と豊岡劇場で実施中です。毎週月曜日にだいかい文庫で10-19時、隔週木曜日に豊岡劇場で10-15時で実施しています。基本的には映画や本を読むということを原則に自由に過ごしてもらえます。映画や本から学んでもらいつつ、スタッフはその場にいて、関わり、相談を受けたり、学校を休む間に行けるほかの場を紹介したりしています。2024年7月から運営がはじまりましたが、すでに30人以上の10代が参加しており、地域での需要の高さを感じています。ご利用を希望される方は詳細をinstagramなどからご覧ください。(

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【ご寄付のお願い】月25万円の運用資金を集めたい

現在、「本と映画 テルル」は毎月25万円の運営費がかかっています。

1回の開催ごとにおおよそ4万の開催費用がかかるため、開催できる回数に限りがあります。また、兵庫県豊岡市内のだいかい通りを周辺に拠点があるため、近辺に住む一部の10代にしかリーチできていないのが現状です。収容人数にも限りがあるため、夏休みなど多くの10代がまちに出る期間は、落ち着いて座れない場合があります。

また「本と映画 テルル」は現在助成金で運営しています。ただ、助成金は期限が設けられておりこれからも運営を続けていくためには、より多くの方に、毎月一定額の寄付で応援してくださる継続寄付者(ケアくらメイト)になっていただくことが不可欠です。

いただいたご寄付は、原則、「本と映画 テルル」の運営維持費に利用します。また、運営費を超える寄付をいただいた場合は、テルル実施にあたって、運営母体のケアと暮らしの編集社の事務費やさらなる活動を行うための費用などに活用をさせていただきます。



代表理事・守本からのメッセージ


ケアくらメイト(継続寄付者)になっていただいた方へのご案内

ケアくらメイト(継続寄付者)になっていただいた方には、お礼と活動報告書・メールマガジンをお届けします。毎年活動報告書を発行し、どれだけの人に事業が届けられたか、どのような変化があったかを報告予定としています。また隔月でメールマガジンを送付し、活動の様子を送付します。追加の特典は、各プランごとに特典が異なりますので右欄からご確認ください。


1* ) 内閣官房孤独・孤立対策室.人々のつながりに関する基礎調査.R4

2* ) 加盟団体一覧|フリースクール全国ネットワーク (freeschoolnetwork.jp)

〒6680033

兵庫県豊岡市中央町6-1だいかい文庫

05035513779

https://carekura.com

Representative:守本陽一

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