モザンビークの首都マプトで発達障害児の保護者に対して無料でカウンセリングを行います

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General Association モザンビークの新しい教育を支援する会

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関谷拓朗

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応援いただきましてありがとうございました。

2024/7/2 00:23

応援いただきましてありがとうございました。 Main Visual

31,377円のご寄付を3名の方からいただきました。本当にありがたいです。筒追加でキャンペーンが終わってから寄付をしたいという方が表れて、合計4名の方から36,377円のご寄付をいただくことになりました。

モザンビークのより多くの人たちに発達障害に関する正しい知識を伝えるために使用させていただきます。

先々週に三名の学齢期だけれども障害があるということで親が学校に行かせていなかった子どもたちについては、ツテを辿って対応してもらえる行政の部署に訪問しました。相談したのですが、近隣の公立小学校は、障害のある子どもを受け入れる体制が整っておらず、医師の診断に基づいて近隣の小学校で受け入れる可能性はあるけれど、基本はここから100kmぐらい離れたインクルーシブ教育を行っている学校で寄宿舎生活をするか、首都の特別支援学校に行くことになるそうです。障害がある小学生が親元を離れて寄宿舎生活をするのはあまり現実的ではないと思いますし、特別支援学校はすでにいっぱいらしいです。

公立学校のインクルーシブ化はモザンビーク教育省の公的な計画が作成されていたため、体制はそんなに整っていなくても受け入れられるだろうと思っていたのですが甘かったです。

もう一つ驚いたのは、行政に把握されていない子どもがいるということに担当の人たちが驚いていたことです。あまりそうした経験はないようでした。私はなんなら今日も別のそうした子どもと会ってお話しをしたのですが。この感じだと就学に関する統計はかなりいい加減なのかもなと思いました。ちなみにすごく田舎に住んでいるわけではなくて首都の都心部から車で30分のところに住んでいます。近所にはどこかの省の大臣や大企業の社宅郡があったりと貧困地域というわけではないです。

それにしても障害のあるなしで就学出来るか出来ないかが分かれるのであればヘタに障害の診断を受けない方がよいのではと思ってしまいます。障害があるから得られる国からのサポートなどはないに等しいですし。日本では、障害に関する診断を行うのは、社会で生活するにあたってサポートが必要な人を特定して適切なサポートを提供するためだと思っているのですが、少なくとも今の段階では、モザンビークでは障害者を特定して社会参加(この場合は就学)から排除してしまっているというのが現実でした。

ひょっとして今私たちの幼稚園に通っている子どもたちも同じ状態になって小学校に通うか通うにしても私立しか無理ということになるのではないかと今日思い至りました。今は障害がある人が働ける仕事を作ることを計画しているのですが、それよりも小学校の方が優先順位が高いのかもしれない、とちょっと思っています。

写真は地域の会合の様子です。ここで幼稚園と無料カウンセリングについてお話してきました。


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Representative:関谷拓朗

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