市民ミュージカルから社会づくり〜コモンビートとは〜

コモンビートは、「個性が響きあう社会へ」というスローガンのもとに、100人100日で作り上げるミュージカル「A COMMON BEAT」をメインプロジェクトとして全国各地に届けている団体です。

A COMMON BEATに参加をするキャストは一般の年齢や職業、国籍、性格や価値観、あらゆる違いのある方々。
A COMMON BEATを鑑賞する人は外国籍の方、障害のある方、経済的な理由で文化芸術に触れる機会がなかった子どもたちと様々な方々。

このように、表現活動を通じて多様な価値観を認め合える社会づくりを作り上げている団体がNPO法人 コモンビートです！

HPはこちら！

コモンビートとの出会い

今自分は、株式会社 STYZの運営する「Syncable」というサービスを運営している会社で働いています。（今みなさんが見ているサービスです）
この会社で、非営利団体の方々の資金の一部である「寄付」を募るサポートをしています。

そして、Syncableで昨年の夏に開催された、寄付キャンペーンの一つがコモンビートのマンスリーサポーター（継続寄付者）を募るキャンペーンでした。

初めは「他人と0から作り上げるミュージカルって何それ？！」でしたが、
丁度このキャンペーンの期間中、東京でミュージカル「A COMMON BEAT」が開催されることを知り、すぐにチケットを購入しました。

鳥肌が止まらなかった公演中

記憶のある限りでは今まで2回ミュージカルを観に行った事があるんですが、この日ほど鳥肌と涙が止まらなかったことはなかったです。

キャストの中には視覚障害のある方、車椅子を使う方。
鑑賞者前列には多くの子どもたち、横の席には外国籍の方、盲導犬を連れた方。
そして素人の方々が100日で作り上げたとは思えないほどの迫力の舞台。

この公演を通して、あらゆる方々にミュージカルへの「参加」と「鑑賞」を届けているコモンビートをもっと多くの人に知って欲しいな！と思うようになりました。

鑑賞・参加を経て「違い」は豊かさであることを知る〜コモンビートだからできること〜

今回、ミュージカルへの参加を決めたきっかけは2つあります！

• ミュージカルの鑑賞・参加を経て、あらゆる境遇の方々に「違い」を考えるきっかけになる事がとてもいいなと感じたから
  

• コモンビートの「誰でも鑑賞・参加ができる市民性」と「他者と0から作る市民ミュージカル」を味わいたかったから

前者の部分について、ミュージカル「A COMMON BEAT」では、本当に多種多様な方々が鑑賞・参加をしております。
多様性多様性と言われる社会だからこそ、「違い」とどう向き合うかを自分自身にも鑑賞しにきてくれた方々にも考えていただくきっかけになるといいなと思っています。

100人100日で作り上げるミュージカルへの参加の意気込み

最後まで見ていただきありがとうございます！
歌も下手、ダンスも踊れない自分が本当に舞台に立てるのか？？というのが今の本音です笑

ただ、歌もダンスもできない自分だからこそ、ちょっと頑張ってみようかなとも思えてるんです。
このミュージカルには、子どもの頃に「鑑賞」をしてミュージカルに出られる年齢（18歳）になってキャストとして「参加」している人もいます。

自分が「鑑賞」から「参加」したように、このミュージカルも観にきてくれた人に、そして普段このような文化芸術に触れる事がない子どもたちに、少しでもワクワクを届けられたらいいなって思っています。

自分は第62期として、12月20日(金)、21日(土)に出演します。
ぜひ当日、鑑賞しにきてくれたらとても喜びます！

出演予定の東京公演の詳細↓

Musical For Allについて

コモンビートでは、ミュージカルの公演にあたり「Musical For All（以下、MFA）」というプロジェクトを実施しております。MFAは、多様性の幅を広げる循環を生み出しあらゆるひとに「参加」と「鑑賞」の機会を届けることを目的としています。

具体的には、目が見えない人、耳が聞こえない人など、あらゆる事情で芸術鑑賞の機会へのアクセスが難しかった人も楽しめるよう、公演会場やチケット販売サイトのアクセシビリティを整備(音声ガイド・字幕・サービス介助士等)したり、当事者団体・専門家との連携をしております。

寄付の使い道

いただいたご寄付は「 Musical For All ーあらゆるひとに参加と鑑賞の機会をー」の取り組みとして、子どもたちにミュージカル「A COMMON BEAT」を鑑賞する機会のプレゼントとして使われます！（子ども招待費用1名分＝2,000円）