子どもに関わる大人が正しい最新の知識を持つために
2024/7/25 18:59
つなっぐは、多機関多職種で連携して子どもを守り、子どもに必要な支援を正しく届けるために、子どもに関わる大人が正しい最新の知識を持つことが必要だと考えています。
そのため、定期的に研修や講演会を行っています。また研究やネットワーク構築、政策提言にも取り組んでいます。
その一環として、昨年の9月には、実務と研究について報告し、「子どものワンストップセンターと子どもの権利擁護(アドボカシー)」を考え、日本の現在地点を確認しながら「未来」に向けた、「子どもの権利擁護シンポジウム2023」を衆議院第一議員会館にて開催しました!
「未来」に向けた、子どもの権利擁護とは
つなっぐは、被害を受けた子どもが司法面接や系統的全身診察を受け、その後、心身の回復に繋がる支援を切れ目なく受けられるようにする、「子どものためのワンストップセンター(CAC:チャイルドアドボカシーセンター)」が必要と考えています。
シンポジウムでは、司法面接の世界的第一人者であるリンダ・コーディスコ・スティールさんをお迎えし、基調講演を実施しました。
リンダさんは、世界で最初にできたCACである、National Children’s Advocacy Center(米国子どもの権利擁護センター)の司法面接研修・事業責任者です。
つなっぐが行っている新司法面接プロジェクトにおいて日本版司法面接ガイドライン及びプロトコルについての研究・開発にも携わってくださっています。
詳しくは
FBI(アメリカ合衆国連邦検事補)のアマンダ・グリフィスさんからもビデオメッセージをいただき、日本にエールを送ってくださいました。
アーカイブ視聴も含め、 約400名の方が講演を聴いてくださいました!
たくさんの方々から熱いメッセージをいただき、みんなで社会で力を合わせて、子どもたちの未来を守っていこう、と団結できる会になりました✨
以下、参加者の方からいただいたお言葉を一部紹介いたします。
・行政や検察など多種業からの意見も伺えたのは勉強になりました。
・最先端の内容でとても刺激的でした。自分にできることを考え続けていきたいと改めて思える一日でした。
・海外のCACの現状を知ることができて、日本におけるCACの必要性を実感できた。
・子ども虐待については、子どもの発達年齢、行動特性に配慮した法制度の制定の必要性を改めて感じました。
今後も勉強会や講演会の企画をしてまいります。
これらの活動もほとんどが助成金や寄附で成り立っております。
引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。
「子どもの権利擁護シンポジウム2023」の様子
子どもに寄り添う付添犬・・NHKで紹介されました
今回のライブ配信でもお話している付添犬が、7/19(金)18:10~19:00放送の「NHK首都圏ネットワーク」で紹介されました。
より多くの子どもを支えるために、必要なときにすぐに対応できるよう、付添犬の常駐化に向けた取り組みをご紹介いただきました。
Web記事でも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/yokohama/articles/101/009/04/
バースデードネーション(お誕生日クラウドファンディング)に挑戦しています!
つなっぐ創立5周年を迎え、バースデードネーションを7月31日まで行っています。
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、
必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を広げるための活動をしていますが、
まだまだ皆さんのお力が必要です。
1,000円からご寄付いただけます。
3,000円以上のご寄付をいただいた方には、限定クリアファイルと付添犬カードを寄付金受領証明書とともにお送りします。
皆様のご支援があれば、私たちはさらに多くの子どもたちを支援し、彼らが安心して生活できる環境を提供することができます。
どうか、私たちの活動にご協力いただき、虐待や性暴力、いじめなどの被害を受けた子どもたちの未来を共に支えてください。
皆様の温かいご支援を心よりお待ちしています。
https://syncable.biz/campaign/6025
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