NHKのニュースでも紹介! 子どもの話を聞くということ・・、一緒に乗り越えるということ・・
2024/7/21 09:05
今日は「子どもの話を聞くということ」「一緒に乗り超えるということ」について、ご報告します。
7月19日夕方のNHK首都圏ネットワークで、つなっぐの付添犬活動が紹介されました。
「NHK+」で見逃し配信を視聴いただけますので、併せてご確認ください。
話を聞く・・・司法面接で子どもから話を聞く
虐待や暴力などの被害を受けた子どもは、自分に起こった被害について、医療機関、児童相談所、警察、学校、弁護士など支援につながるために何度も話さなくてはいけません。
「辛い話を何度もする」ということは、何度も辛い体験を思い出すことになり、それが2次被害、3次被害を生むと言われています。
つなっぐは、子どもからできるだけ正確に、誘導なく、負担なく話を聞くために『司法面接』を実施しています。
また司法面接のあと、必要に応じて頭から足先まで全身を診察する『系統的全身診察』を行なっています。
司法面接を行う場所=司法面接室
日本では、検察、警察、児童相談所が行う「協同面接」「代表者聴取」は、児童相談所や検察庁などで行われることが多いですが、つなっぐでは、”子どものためのワンストップセンター(日本版CAC)”として、司法面接を神奈川県立こども医療センターなどで行います。
神奈川県立こども医療センター内の司法面接室は、2022年に実施したクラウドファンディングにより皆さんのご支援で設置することができました。
DIYでたくさんのボランティアさんのお力をお借りしながら、床や壁、ドア、ペンキ塗り等様々なことを行いインテリアも皆様の意見を伺いながら一緒に作り上げてきました。
DIYで設置・・司法面接室
一緒に乗り越える(付添犬)・・・子どもが被害について話すサポートをする
※7月19日夕方のNHK首都圏ネットワークでも紹介されました。
つなっぐの活動にはとても大事なパートナー 「付添犬」がいます。
子どもが被害について話す前の苦しみも、話した後の苦しみも、そのあとの人生への影響を一緒に乗り越えるサポートを付添犬とともに様々な手段で行います。
被害発覚直後の聞き取りが終わった後も、裁判が進む中で子どもは何度も被害について語ることを求められることがあります。
時には裁判所で証言をする必要があり、不安な戸惑いなど、子どもの心に大きな負担となっています。
そのようなとき、少しでも子どもが安心して話したいことを話せるように話したくないことを話さないでいられるための支援をしています。
付添犬について知りたい方・・この動画をご覧ください!
付添犬についてより知っていただくために、活動を紹介する動画を公開中です!
多くの人に知っていただくために、
・どんなふうに活動しているの?
・付添犬の効果は?
・ハンドラーさんからのコメント
などをまとめていますので、ぜひご覧ください。
バースデードネーション(お誕生日クラウドファンディング)に挑戦しています!
つなっぐでは、被害を受けた子どもが、一つの場所に行けば「聞き取り」「診察」「心のケア」など、
必要なサービスを受けられるようなワンストップセンター(CAC:Childrenʼs Advocacy Center)を広げるためのいろいろな
活動を行っています。まだまだ皆さんのお力を必要としています。
1,000円からご寄付いただけます。
3,000円以上のご寄付をいただいた方には、限定クリアファイルと付添犬カードを寄付金受領証明書とともにお送りします。
皆様のご支援があれば、私たちはさらに多くの子どもたちを支援し、彼らが安心して生活できる環境を提供することができます。
どうか、私たちの活動にご協力いただき、虐待や性暴力、いじめなどの被害を受けた子どもたちの未来を共に支えてください。
皆様の温かいご支援を心よりお待ちしています。
https://syncable.biz/campaign/6025
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