活動紹介(ウミガメ紹介:アオウミガメ)
2024/4/21 10:00
ELNAのフィールドはとある種類のウミガメの重要な繁殖地となっているのですが、今日から3日間はそのウミガメ3種を日替わりで紹介していきます。
今日は、🐢アオウミガメ(英名Green Turtle/学名Chelonia mydas)です。
日本の温かい地域で産卵します。最大の繁殖地は小笠原ですが、屋久島以南、沖縄でも普通に産卵が見られます。海藻・海草を主食とするため沿岸域でよく見かけられます。ダイビングやハワイのビーチなどでよく見かける方も多いのではないでしょうか。
脂肪が青緑色しているのでアオウミガメ(Green)と呼ばれます。食用に世界で広く食べられてきたため、このようなネーミングがついています。
小さい頃の甲羅のウロコが旭模様になっているのが特徴の一つです。日本の水族館でもよく見かけます。
ヒメやアカより絶滅危惧リスクが1段高い「絶滅危惧ⅠB種(Endangered)」に指定されています。食用の乱獲が世界では大きな問題の一つです。今は捕獲制限を設けるなどで増えてきている地域も出てきました。例えば、小笠原では過去の乱獲で激減しましたが、現在は捕獲頭数制限を設けて増加傾向にあり、回復の途中にあります。
アオウミガメは、海洋ゴミ・プラスチックを食べるリスクが比較的高い種類です(ただし地域差有り)。漁業の網に入って死亡するケースもあります。
見た目の特徴は、真上から見ると楕円形の甲羅に、頭は(甲羅の大きさに対して)小さめです。タイマイも同じく小さめの頭ですが、横から見ると違いが一目瞭然で、アオウミガメはクチバシが尖っていませんが、タイマイはクチバシが尖っており少しキツイ目つきをしています。
アカウミガメとアオウミガメの見分け方については、こちらにも記事があるのでリンクをご覧ください。→ https://www.elna.or.jp/180724aoaka/
クラウドファンディング終了まで残り10日!!
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ご寄付でできること
¥5,000
5,000円のご寄付で、インドネシアで約2000個の卵を盗掘から守り海に帰すことができます。また、小笠原で約100個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
ご寄付でできること
¥10,000
10,000円のご寄付で、インドネシアで約4000個の卵を盗掘から守り海に帰すことができます。また、小笠原で約200個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
ご寄付でできること
¥50,000
50,000円のご寄付で、インドネシアで監視員を1名、約1.5ヵ月間雇用してウミガメの卵を盗掘から守ることができます。また、小笠原で約1,000個のアオウミガメの卵を光害から救うことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
ご寄付でできること
¥100,000
100,000円のご寄付で、インドネシアで監視員を1名、産卵最盛期の約3ヵ月雇用してウミガメの卵を盗掘から守ることができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
・海洋センター内特別ツアー(要事前予約。来島のお手配等はご自身でお願いします。詳細未定)
ご寄付でできること
¥300,000
300,000円のご寄付で、活動停止が懸念されるプナンブン島での保護を継続し、遺伝的にも独立した南西カリマンタン地方の個体群を次世代に残すことができます。
【リターン】
・お礼メール
・会報送付(年2回)
・勉強会/交流会へのご招待
・缶バッジ
・海洋センター内特別ツアー(要事前予約。来島のお手配等はご自身でお願いします。詳細未定)
・インドネシアの監視小屋に名前を書く