IMPACT 4日目
2024/2/26 22:14
4日目のIMPACTは「4日間の振り返り」と「今後IMPACTに参加したい方への話し合い」の2つのセッションがありました。私は2つのセッションともに参加したいと思い、4日目も会場に足を運びました。4日目はあまり参加する人が少なく、それもアメリカらしいのですが、会場についてもほぼ運営メンバーだけのような状況でした。ただ、Pre-Conferenceから参加し、比較的声をかけるように意識していたので、運営メンバーの方たちから声をかけてもらえました。逆に市民啓発をしている人々なので、声をかけるというのが共通して文化としてあるように思いましたし、私も比較的声をかけれる方ですが、受け入れる姿勢を示すという意味ではまだまだ彼らのあり方をマネしたいなぁと思いました。振り返りのセッションでは10名程度が参加し、5つの視点で振り返りを行いました。
・5つの学んだことで地元に持ち帰りたいこと
・4つの今回つながった個人や団体名
・3つの今後新たに行いたいアクション
・2つの未だに持っている疑問
・1つのIMPACTで見出した価値観で今後大事にしたいこと
これらの5つの視点を紙に記載したり、スマホに打ち込み、ペアで分かち合いを行いました。
特に私は「難民関係の米国の活動家を日本の仲間とつなぐこと」「マイクロアグレッションのワークシートの翻訳と配布について許可をもらえたのでそれをすること」「Deliberative Dialogueのキットを作ること」をアクションとしてあげ、また問いとしては「学業を終えても活動を負えない価値形成はどう育まれるか」「経済的・物質的な価値観が強いコミュニティで育った人への働きかけ方」をあげ、最後に価値観については「本物であること、特に言葉だけでなく日常で理念を体現していくこと」を記載し、共有しました。
話し合いでは、お互いにフィードバックをしあいました。問や価値観について賛同いただける方も多く、少しうれしかったです。振り返りのセッションの後は「今後もIMPACTにかかわりたい人」向けの部屋にも顔を出そうかと思いましたが、その時はなぜか気持ちが乗らず、そのまま会場を後にしました。
ただ面白いこともあることで、会場のある建物から出たときに「Hey Yoichi」と声を掛けられふとみると、1日目の基調講演で一緒だったアフリカ系の男性で、私を覚えていて声をかけてくれました。立ち話で20分程度話をすると、彼はハリウッドで俳優をしていた過去を持っていて、ただロサンゼルス(都市部)の生活のあり方に疑問をもって地元であるテキサスに戻り、今は教育を通じて学生たちに働きかけをしているとのことでした。こうした会話から社会の中で人がどのような痛みを感じ、また何を大事にしているのかも知ることができ、大事な時間だったと思います。その後、私は4日間のIMPACTが行われた会場を後にしました。
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※CVS(スーパーマーケット)に行ってもいいし。