私たちは、2023年7月に九州北部で発生した豪雨によって被災された大分県中津市山国地域の方々に「お住まいの支援」を始めます。被災された方は、被害に遭われた家にそのままお住まいの方、空き家での仮住まい、市営住宅と状況は様々です。
当エリアの冬は大変厳しい寒さとなります。
10月になり急な寒さとなったため、急ぎ7世帯の各ご家庭の必要なもの(ファンヒーター/灯油/布団/電気カーペット/冬用コートなど)を購入して10月30日にお届けしましたが、数点しか届けられていません。
そのため、こたつ敷カーペットなど他に必要とされている物品をお届けするためのクラウドファンディングを始めます。
ご支援のほどどうぞよろしくお願いします。
Story
豪雨による復興はまだ終わっていません〜被災の状況〜
7月に発生した災害
2023年7月に福岡・佐賀・大分で発生した豪雨により、甚大な被害が発生致しました。7月10日には大雨特別警報が発表され、大分県内で死者・行方不明者2名、建物被害125件などの被害が確認されました。(参考:災害時気象資料―令和5年7月7日から7月10日にかけての大分県の大雨について―)
寒さに厳しい地域で続く被災された方々の生活再建
発災後、関係各所からの緊急支援が入り復興作業が進みました。
しかし、今回ご支援の対象となる大分県中津市山国地域では、住居が土砂災害などの被害に遭ったことで安心して住めなくなってしまい、空き家を仮の住まいとした方、市営住宅に引っ越しせざるをえない方々がいらっしゃいます。
社会福祉協議会へのヒアリングを通して、中津市山国地域で被害を受けた7世帯の方々のニーズを知ることができました。
災害後、被災された方々は家具や日常的に使用する物品が不足しておりました。
市営住宅に移り住んだ方々は実費で購入したり、自治体や団体からの支援によって必要なものを揃えている状況です。
参考:知事が中津市の被災地視察 “被災者支援と早期復旧取り組む”
また、中津市山国は厳しい寒さで有名です。暖房器具や布団などの暖を取るための物品もこれから準備していく必要があります。
厳しい冬を越えるために暖房器具などを送ります
目標金額10万円の使い道
皆様からご支援いただいた寄付金は、市営住宅などにお住まいの7世帯の方々の生活をお手伝いするために、暖房器具などの購入資金などに充てさせていただきます。
※現地は段々と寒くなっているため、クラファンに先んじて団体の預金を使って購入しています。
寄付金は、現地ニーズに沿って下記の事項に利用いたします。
【被災された方々に届ける物品】
背の高いこたつ1台
こたつ敷カーペット
布団上下セット
冬用敷パット
冬用の洋服 ズボン 靴下など
【事務費用】
Syncable手数料:5,500円
チラシデザイン:11,000円
※達成金額によって内訳の詳細は変動します。
※10万円以上集まった場合、支援する物品を増やします。
また、有り難いことに今回のクラウドファンディングを実施する前に合計10万円のご寄付を頂戴しました。
10月に入り急に寒くなりましたので、助成金、寄付金を使って下記物品を購入し10/30に山国へお届けしました。
こたつ::1台
ファンヒーター::5台
延長コード:5本
灯油:18リットル
灯油ポンフ/灯油タンク:4世帯分
ホットカーペット:1世帯
布団/敷布団カバー/布団カバー:上下1セット
冬用の敷布団パット:2枚
冬用の洋服:5世帯分
合計61点お届けしました。
1~4は、日本財団の令和5年6・7月の大雨被害に関わる支援活動の助成金で購入しました。
5~7は、企業様からいただいた寄付金で購入しました。
(現地での情報収集や配達などでご協力いただいた企業の方々と)
情報収集・物資の配送でお手伝いいただいた皆様
毛谷村六助(けやむらろくすけ)資料館 館長 堯さん
暮+建築設計 日高さん
株式会社アシタエ 赤嶺さん 内藤さん
全ての物品をまかなえる金額にはまだ達していません。クラウドファンディングの10万円を集められるよう、皆さまのご協力をお願いいたします。
今後のスケジュール
(10月30日に運んだ物品の写真)
10月30日、先に頂いたご寄付と貯金から物品を購入し、運送しました。
11月、他にニーズがないか社会福祉協議会と連携して聞き取り中です。
12月31日、本プロジェクト終了予定。
なお、物品は現地の社会福祉協議会の協力を得て、現地の方々にお届けされます。
主催者 谷川真奈美からメッセージ
大分では2年に1度の災害が起きております。災害直後は、行政、社会福祉協議会、ボランティアの皆様のお陰で泥かき等の作業が行われました。現在、家に戻れない数世帯の方々が、空き家や市営住宅にお住まいです。完全ではない状況でも自宅に戻った方もいらっさいます。
今回のエリアは、生業としている米畑に土砂が流れ込んでいああす。新しいお米が出来るのは、土砂を取り、ああた土からの作業、、、数年かかるほどの災害です。
私どもには、米畑をもとに戻し作物が出来るまでの直接的な支援はできません。できないからこそ、せめて、温かい部屋に温かいカーペットや洋服などの冬支度を応援したいと考えました。想像して欲しいのです。大切に育てたお米、もうすぐ収穫を迎える前の災害、
その光景を前にして、どんな思いだったか、私には計り知れません。
山国は野外スケート場ができるほどの寒いエリアです。
ほんの少しでも気持ちが温かくなるお手伝いを一緒にお願いします。
私たちについて
本プロジェクトはNPO法人地域ひとネットが主催しています。
地域ひとネットでは以下の3つの事業を展開しています。
コミュニケーションを学ぶ体験型プログラム”ふれあい囲碁”
NPOへの中間支援事業
災害支援に関連する事業
【災害支援に関連する事業の活動経歴】
2020年秋:令和2年7月豪雨で被災した大分県日田市天ケ瀬エリアのみなし仮設住宅にお住まいの方々を支援するプロジェクト「おおいた・おカワリプロジェクト」
夏の災害は全国から様々な物資が届きます。しかしながら、季節が変わる頃には、冬支度の物資は届きません。必要な時に必要な物をお届けすることを大切に、自転車、お布団セット、小学生の赤青えんぴつ、筆箱、あったかいふわふわブーツなど約40世帯にお届けしました。
2021年〜現在:災害時の要配慮者支援事業「おおいた・いとでんわプロジェクト」
※要配慮者:サポートの必要な高齢者、障がいをお持ちの方、妊婦、乳幼児ご家庭
2023年秋:本プロジェクト「中津市山国地域の生活再建支援」
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様のご支援を大切にご支援を届けて参りますので、どうぞご寄付のほどお願い申し上げます。
事務局一同