【WE21ジャパン25年のあゆみ】①~WEショップのはじまり~
2023/10/18 18:30
9月6日で25周年を迎えたWE21ジャパンの活動を継続したい!設立記念寄付キャンペーンを実施中です!【~10/31まで】
本日から、設立記念寄付キャンペーンに合わせて、WE21ジャパンの25年の歴史を振り返るミニ連載をスタートします!
四半世紀の節目に、WE21ジャパンが取り組むリユース・リサイクル、民際協力活動を振り返りたいと思います。ぜひお付き合いくださいね。
WE21ジャパン25年のあゆみ①~WEショップのはじまり~
WE21ジャパンの25年間の歩みのきっかけになったのは、1996年と1997年に神奈川県の女性たちが、イギリスの国際NGOオックスファムが経営するチャリティショップを見学した事でした。
(画像:オックスファムのチャリティショップ)
オックスファムの、地域の人びとから寄付された品物を販売するリサイクルと、その収益を国際支援活動に充てる活動を知ったことで、世界の問題に対して市民一人ひとりをつなげる活動に刺激を受けた女性たちが、「こんなショップを日本にも作りたい!」と決意して、私たちの活動は始まりました。日本には「もったいない」の精神が古くからあり、品物を寄付したいとする人びとは地域におおぜいいるに違いない。家庭から寄付された衣類や日用雑貨が、新しい人の手に渡って使われることによって、貴重な生活資源として命を吹き返す。そのモノと人との出会いを作りたい!と決意したメンバーが、1998年4月、WEショップ第1号店として「WEショップ厚木」をオープンしました。その後も次々に県内各地でWEショップが開店し、活動が広まっていきました。
(画像:はじめてできた「WEショップ厚木一号店」※現在の厚木一号店は別店舗に移転しています)
WEショップの広まりを支えたのが、神奈川県の市民力です。神奈川県には、大半の市や町に生活クラブ生協の運動や、非営利の市民事業、政治と生活をつなげる地域政党の活動にかかわる女性たちの存在がありました。食の安全や環境、福祉の問題を行政や政治家に任せきりにせず、自分たちで情報を集め行動する意志を持った女性たちがそれぞれ連携しながら既に活動をしていました。WEショップの活動はそんな市民の力=市民力によって広がっていきました。
厚木にWEショップが開店した半年後の、1998年9月にWEショップの事業を支える組織として、任意団体「WE21ジャパン」が立ち上がりました。WEショップが次々に立ち上がる中で、その資金調達の保証や賃貸契約から活動が始まり、ノウハウの蓄積やマニュアルの整備など、WEショップを支える活動をスタートしていきました。
WE21ジャパンが活動を開始した、2000年前後は循環型社会形成推進基本法の制定など、1960年代からの高度経済成長期に伴って進んだ、大量生産・大量消費による大量廃棄の問題が顕在化した頃でした。設立趣意書にも、世界で2割の人口を占めるに過ぎない私たち先進諸国が、世界資源の8割を消費し、戦禍や食糧不足で飢えに苦しむ南の人々との公平性をいちじるしく損なっている。今こそ意思ある市民が、地球規模で考え、地域から行動することが強く求められる、とあるように、世界の環境・貧困の問題に対して、市民一人一人が地球規模で考え、行動することをミッションとして、私たちは活動をおこなってきました。
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続きは後日公開します!
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