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【月500円からの継続支援】 滋賀県唯一のコリアンスクール。 日本と朝鮮・韓国を結ぶ、平和の架け橋になる子どもを育てていきたい!

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Quasi-Educational Association 滋賀朝鮮学園

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朝日新聞にて紹介されました!(9/22)

2023/9/27 08:10

朝日新聞にて紹介されました!(9/22) Main Visual

岐路に立つ朝鮮学校、「地域の仲間」として守りたい サポーター募集

https://digital.asahi.com/sp/articles/ASR9N5J0TR9CPTJB00V.html

滋賀朝鮮初級学校(大津市木下町)が、子どもたちの学びの場を保障しようと、一定額を毎月寄付してもらう「マンスリーサポーター」を募集中だ。滋賀県内唯一の朝鮮学校として存続していくため、多くの人に知ってもらいたいと協力を呼びかけている。9月末まで。

8月27日、住宅街の一角にある同校の校庭。大津高校吹奏楽部や同校の子どもたちが、朝鮮半島の伝統打楽器を鳴らす「サムルノリ」を一緒に演奏した。催しの名前は「ウリハッキョマダン」。朝鮮半島の言葉で「私たちの学校広場」という意味だ。

催しは、多様性の拠点として「日本人を含めた私たち地域の学校にしていきたい」と、県内の公立学校の教員らが企画し、2006年から始まった。

18回目の今年は、コロナ禍で中止されていた屋外ステージや飲食の出店が4年ぶりに復活。これまでで最も多い約1千人が訪れた。

民族衣装のチマ・チョゴリを体験した大津市の女性(45)は「徒歩10分の距離に住んでいるけれど、来たのは初めて。文化に触れてみると、もっと知りたくなった」と楽しそう。

催しを手伝った卒業生の在日4世、姜潤花(カンユナ)さん(21)は「私がいた頃より日本のかたの参加が増えた。わざわざ足を運んで学校に来てもらえるのはうれしい」と明るい表情だった。

年々減る子どもの数、閉校や統廃合も

滋賀朝鮮初級学校の前身は1960年4月、近江八幡市の公民館を間借りして開校。63年に大津市の現在の場所に移った。国籍を問わず、朝鮮半島にルーツがある在日コリアンや日本の子どもたちが学ぶ。現在は幼稚園と小学生16人が通う。

朝鮮学校は、学校教育法上の「各種学校」の扱い。一部の自治体では補助金が停止され、財政難などで全国の朝鮮学校で閉校や統廃合が進む。

県は朝鮮学校への補助金を交付するが、少子化や朝鮮学校へのバッシング懸念などから、児童数は年々減少している。学校運営費の約7割が、個人や企業からの寄付金頼みだ。コロナ禍や物価高の影響も受け、厳しい状況が続く。

県内全域から通う子どもたち。小学校3年生までは登下校に学校の通学バスを利用する。集まった定額寄付金は、高騰するガソリン代やエアコン代、子どもたちが地域交流する活動費など教育環境の保障に充てたいという。

高弘烈(コホンリョル)教員(37)は「学校は地域の支えがあってこそ続けられる。県内唯一の学校として、存在し続けていいとみなさんに認めてもらえるのか、前向きなチャレンジにしたい」と話す。

2013年9月の台風による大雨では、近くを流れる相模川が氾濫(はんらん)した。その復旧作業に学校の教員が参加したことがきっかけで、地元の新和自治会との交流も続いている。

自治会がウリハッキョマダンで屋台を出したり、毎年の地蔵盆に学校の子どもたちを招いたり。新和自治会の前会長、山田徹さん(62)は「実際に話すことで、地域に住む仲間だということに気付いた。学校は滋賀という地域に、なくてはならない存在。学校の存続を支えたい」と話す。

継続寄付は月500円から。9月30日までに、ウェブサイト(https://syncable.biz/campaign/4632別ウインドウで開きます)から申し込む。終了後も寄付を受け付ける。(林利香)


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