金隆泰
セカンドゴール100人達成、本当にありがとうございました!!
感動でうまく言葉が見つかりませんので、後日また改めさせていただきます。
取り急ぎキャンペーンに参加したかったが期日を逃してしまったというお問い合わせが数名あった為、常設ページからの寄付方法をご案内いたします。
このページ上部の寄付先、【準学校法人 滋賀朝鮮学園】をクリックし、常設ページへ移動してください。
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ファーストゴール達成に向けご協力くださった皆様、本当にありがとうございます!
滋賀朝鮮学園はさらなる安定した運営基盤を築くため、セカンドゴールに挑戦させていただきたいと思っております。
まずは50人! そして70人!! 100人へと!!!
このキャンペーンを通じてより広範なサポーターの力で、みなで支えるウリハッキョのモデルケースを創りたく思います。
ウリハッキョのこどもたちをみなで支えるプロジェクトへのご支持、ご賛同のほど宜しくお願い致します。
滋賀朝鮮学校は、在日コリアンの子どもたちが朝鮮の文化や言葉を学び自らのアイデンティティーを確立することができる県下唯一の学校です。
私たちは下記のような課題を抱えています。
【学校運営上の課題】
・制度上の課題により国庫補助がない中での運営
(地方自治体からの助成は日本学校の約1/7)
・昨今の燃料・光熱費高騰から学校の運営費が圧迫されている(電気代は約2倍に)
・次世代の教育を担う教育実習生の受け入れができなくなる可能性(先生の卵たちを育てる)
【こどもたちが抱える課題】
・通学の困難さ(1時間半通学バスに乗ってでも学びたい子が)
・交流事業・体験活動の負担が大きい(より伸び伸びと学ばせたい)
Story
【1】豊かな民族性・地域社会を築くことができる人を育てる『滋賀朝鮮初級学校』
滋賀朝鮮初級学校は朝鮮半島にルーツを持つ在日コリアンの児童たちが自らのアイデンティティをはぐくむ民族教育を受ける唯一の空間として1960年に創立されました。朝鮮学校では豊かな民族性や自主意識を育み、自己を確立できる人、仲むつまじく豊かで活力のある同胞社会、地域社会を築くことができる人、日本社会と在日朝鮮人社会、南北祖国と日本社会、国際社会を繋ぐ人を育てるため、民族科目(朝鮮語、朝鮮半島の歴史、地理、朝鮮の歌、楽器、舞踊など)や日本の学校教育に準じた教育を行っています。また、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」をモットーに人を思いやる心の教育にも力を注いでいます。現在、付属の幼稚班では3名、小学校では13名の児童が滋賀朝鮮学校で学んでいます。子どもたちの国籍は「韓国籍・朝鮮籍・日本籍」とさまざまです。日本に住みながらも朝鮮の言葉や文化を身につけることによって、コリアンとしての自分のルーツを知り、アイデンティティを確立しています。
教育環境を整えるためのクラウドファンディングを実施し、多くの方々から温かい応援とご支援をいただきました。ありがとうございました。
近年日本各地で豪雨災害による被害が多発している中、校舎や設備の老朽化によって教育環境がとても脆弱な状態となっていました。そこで、昨年2022年にこどもたちが安心して学べる環境を整備するためのクラウドファンディングを実施しました。多くの方々のご支援・ご協力の結果、目標を達成し、屋上防水や洋式トイレの設置などが実現したことで、子どもたちがより安心して楽しく通えるようになりました。
▶︎こどもたちが安心して学べる環境を実現したい! 滋賀朝鮮学校の屋上防水プロジェクト!はこちらから
https://syncable.biz/campaign/2774
【2】私たちがマンスリーサポーターを募集する理由
学校運営上の課題
①制度上の課題により国庫補助がない中での運営
朝鮮学校は、学校教育法で「学校」と認定されておらず、都道府県から「各種学校」として認可されています。そのため、国からの助成金も望めない状況です。また、地方自治体からは日本学校生徒一人当たり金額の約1/7程度という、非常に少ない補助金が出されているのみです。学校や保護者を取り巻く厳しい状況の中で、滋賀朝鮮初級学校の財政は、有志の方々の寄付でどうにか賄われています。そんな中、追い討ちをかけるかのように戦争による不況や物価の高騰、コロナウイルス等、様々な社会的影響により寄付も減少し、現在、深刻な運営費不足に陥っています。
②昨今の燃料・光熱費高騰から学校の運営費が圧迫されている
以前日本の支援団体からクラウドファンディングで募った資金を通じて、エアコンが学校へ導入されました。皆様のおかげで子どもたちの教育環境は整いましたが、昨今の燃料費・光熱費の高騰から電気代も前年度と比べて、約2倍ほどに上がり、学校運営費用にも大きな影響を及ぼしております。生徒の保護者へ光熱費が上がったことに対する学費・諸経費の値上げも行いましたが、値上げ分を吸収するに補うだけの費用負担ができずに、学校の運営費の圧迫要因となっています。
▶︎日本の支援団体から実施いただいたクラウドファンディングはこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/306015
上記のような、制度によって生まれている課題や燃料・光熱費高騰による運営費の圧迫によって、我が校の特色ある専門的な教育をより発展させていくための教員研修費等も自活せざるおえない状況に繋がっています。滋賀朝鮮学校では、コリアンとしての民族的アイデンティティを育む県下唯一の学び舎として、こどもたちは朝鮮語の授業を毎日受けることができ、日本にいながら語学のシャワーを浴びて育つことができます。また、朝鮮の歌・楽器・舞踊などの授業にも力を入れています。そのため、学校を運営し、生徒に朝鮮の文化・言葉を教える専門的な教育を行える教職員が必要となります。主には教職員への人件費や滋賀県以外の地方からも先生を招いているため、先生の住まいとなる住居費、また、専門的な教育をより発展させていくための研修費等が必要となります。東京や大阪で行われる定期的な集合教育や学習内容の成果の発表・他学校の先生との交流・情報交換などを行っていくため、研修に関する交通費等も必要です。
③次世代の教育を担う教育実習生の受け入れができなくなる可能性
滋賀朝鮮学校は子どもたちの教育により質の高い授業を提供するために、教育実習生の受け入れを大切にしてきました。教育実習生は、新しい視点で教育活動を豊かにしてくれる存在です。しかし、深刻な運営費不足の状況から、このままでは教育実習生の受け入れについて心苦しい決断を迫られてしまいます。教育実習生を受け入れる場合、教育実習生の交通費や、滞在費用などの負担も発生するため、学校運営が充分でない点から、教育実習生の受け入れの機会、人数なども制限しなければならない状況があるのです。
こどもたちが抱える課題
①通学の困難さ
滋賀県唯一の朝鮮学校のため、滋賀県各地から生徒がやってきます。車で1時間以上も時間がかかる場所から生徒を送り迎えするため、学校バスを利用する学生、幼稚園児もおります。滋賀県の東側と西側から生徒を送り迎えするため、バスが2台必要となり、バスを維持していくためのガソリン代やバスの月間利用料、維持費用なども大きな負担となります。また、昨今の朝鮮半島情勢や朝鮮に対するバッシングから、電車通学の学生も、安全確保のためバスを利用せざる得ない場合もあり、バスの維持・管理が必要となります。
②交流事業・体験活動の状況
滋賀朝鮮学校では、子どもたちが日本の保育園や他地域の朝鮮学校と交流する行事なども行っております。少ない人数の中で、他の日本人園児や他の朝鮮学校の学生とも交流することで、子どもたちが友達の和を広げていける活動も行っております。一方、そのような活動を行う上での、活動費・交通費(バスのガソリン代等)などの負担も多いことが現状です。
今回の挑戦で、子どもたちに届けたい3つのこと
①子どもたちが繋がりを実感し合える機会を通じて、多文化社会を築くための交流事業・体験活動の回数をもっと増やしたい!
子どもたちは少人数クラス、少なくて1学年で1人、2人で学んでいます。社会性や友だちとの関係作り、多様な考え方などを学ぶためにも同じ年齢の子どもたちとの交流は不可欠です。そのため、他の学校の子どもたちとの交流が必要です。また、滋賀朝鮮学校では「うみのこ」などの、滋賀県独自の体験学習プログラムにも参加しており、他の日本学校の子どもたちとも交流する機会もあります。実際に他の学校の子どもたちの交流イベントを通じて、「もっと〇〇ちゃんと会いたい」「遊びたい」という子どもたちの声もあるため、そのような交流イベントを増やしていきたいと考えています。日本学校の子どもたちにとっても、朝鮮学校の子どもたちの存在から、多様性を学ぶことにもつながり、将来、お互いが多文化、多様性のある社会を育てていける存在になってもらえると考えています。
▶︎「びわ湖フローティングスクール事業及び琵琶湖・淀川流域小学生交流航海事業」についてはこちらから!
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/houshi/detail/1369057.htm
多文化・多様性を育み、日本社会の中で生きていく上でも、書道などの学習機会を設けていきたいと考えております。その他にも、また、その他にも学外から講師を呼び、子どもたちの体験などを増やして、子どもたちの感性を育てて、将来の夢を広げていくように取り組みも増やしていきたいと考えております。
実施することで、下記のような効果を子どもたちに届けることができます。
子どもたちは他学校の生徒との交流を通じて、多文化社会におけるつながりを実感し、成長する機会を得ます。
また、日本文化に触れることで、子どもたちはより親しみを感じ、異文化に対する理解を深めます。
講演会を実施することができれば、子どもたちが描く未来や夢の幅を広げることができます。
また、今回のマンスリーファンディングへの挑戦を契機に、更なる多文化共生教育を模索しています。滋賀朝鮮学校を個人で応援してくださる皆様に加え、企業・団体様もお待ちしております。
②子どもたちがより安心できる通学環境を届けたい!
マンスリーファンディングを通じてのご支援をガソリン代に充てることで、バスの運行を継続するための財源を確保し、通学環境の維持に取り組むことができます。ガソリン代の高騰により、運行費用を捻出できない場合、バスの運行に制約が生じる可能性があります。運行の中断や運行回数の減少は、生徒や保護者にとって通学の安定性や利便性に悪影響を及ぼすことが予想されます。交通手段の確保に困難を抱える生徒や保護者の負担を減らすことができます。長期的には、新しいバスの導入で長期的な運行の持続性向上による、生徒たちの通学の安心と利便性を目指したいと考えています。
③教育実習生の受け入れによって、新鮮な学びの機会を子どもたちに届けたい!
教育実習生の受け入れは、学校教育現場、そして子どもたちにとって重要です。東京の大学で学ぶ教育実習生を受け入れることで、将来の教員育成と滋賀朝鮮学校の子どもたちにとっての教育の幅を広げることができます。また、東京の朝鮮大学校で専門的な教育を受けている先生のたまごである教育実習生を滋賀朝鮮学校に呼び、授業をしてもらうことで、滋賀朝鮮学校の子どもたちにとっても、新鮮な学び、新しい学びなどの機会を増やすことができると考えています。教育実習生は滋賀朝鮮学校の卒業生も多く、子どもたちにとっても、身近なお兄さん、お姉さんであることから、親しみを持って教育を受けることができます。
私たちは支援者や地域の皆さまと共に手を取り合い、未来の教育を担う教育実習生の受け入れを継続できるようにしていきたいと考えています。
【3】今後の学校運営の展望「地域社会・日本・世界のみんなで支える民族教育をこれからも。」
今年2023年4月に施行された<こども基本法>は、全てのこども達が差別される事なくという趣旨が記載されています。それでも私達コリアンの現状は変わっておらず、少しの援助はするが自力で教育を実施するように言われているのと同じです。そうなると、民族教育は諦めて日本の教育を仕方なしに受けるか、草の根運動でたくさんの方達との協力をいただきながら学校運営する必要があります。
今回のプロジェクトの3つの方向性
そのため、下記3点を今回のプロジェクトの方向性として定めました。
「少額多数化」
「みんなで支える朝鮮学校」
「地域社会・日本・世界の中での大切な存在としての位置づけ」
本プロジェクトでは卒業生をはじめ、コリアン、日本・世界の友人の方々など多数の参加者による支援活動により、一人の負担を少なくしながらも広範な協力者の相互理解のもと進めていきたいと考えています。
あなたのご支援が、子どもたちの成長と多文化社会の実現につながります。
▶︎「こども基本法」についてはこちらから!
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=504AC1000000077
【4】コリアも日本も愛し、地域社会に貢献する子どもたちを育てる!学校現場からの想い
金隆泰(キム・リュンテ)滋賀朝鮮初級学校学校長 兼 滋賀朝鮮学園教育会会長
キャンペーンページをご覧の皆さまへ
この度、滋賀県でコリアンの事を学ぶ、唯一の場所である滋賀朝鮮学校を守り発展していくため、継続寄付募集キャンペーンを開始いたしました。私たちの大切な子どもたちが成長する場所である学校の教育環境・機会の整備や人的環境である先生方の生活を保障することはとても大切なことです。皆さまの温かいご支援により、先生たちが安心して教育に取り組み、子どもたちが健やかに育つことができるよう、力を尽くします。支援する大人の皆さまの背中を見せることで、日本を愛し地域社会に貢献する素晴らしい子どもたちを育てたいと願っています。私たちの学校が、日本と朝鮮・韓国の架け橋となり、平和を築く場となるよう、心を一つにして努力しています。
「コリアンとして生きる」
滋賀朝鮮学校がこの考えのまま存在して良いのか、私たちは挑戦の場面に直面しています。しかし、私たちはウリハッキョ(わたしたちの学校)を自負し、多種多様な人々と一丸となって学校を、そして未来の子どもたちを支えていきたいのです。皆さまの温かいご支援が、滋賀朝鮮学校の持続的な成長と子どもたちの未来への希望を育みます。滋賀朝鮮学校を応援していただける方々からのご参加をお待ちしております。最後までお読みいただき。心から感謝申し上げます。
サポーター応援メッセージ
先生たちの想い
【先生方のメッセージ全文はこちらから!】
先生方のメッセージ全文は、活動報告記事にて順次発表して参ります。
乞うご期待ください!
【5】皆さまからいただいたご寄付は、下記の用途で大切に活用させていただきます。
学校運営費用
生徒利用のバス運営費用
学校交流事業に関する費用(講師依頼の費用)
専門的な教育をより発展させていくための教員研修費・研修に関する交通費
電気等の光熱費
お問い合わせはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/1d6Ju3qhLXpW__1aPGlURWslNkb-8CYE2drb1XyqQlho/edit
Support Funding
Campaigns in which those who wish to support the campaign collect their own donations to help reaching its goal.
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高弘烈
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Create a support funding継続寄付10人で、子ども達にとって一番大事な人的環境である先生(講師含む)の教育活動・生活を1人分サポートすることができます
¥10,000
・御礼メール
・子ども達からのサンクスカード
・子ども達からのサンクス動画添付