応援者のお声④
2023/9/11 09:56
(ウリ滋賀ハッキョ勝手に応援団の方)
私は今でもなお、昔、金校長とそうめんを食べながら交わした会話を鮮明に覚えています。
その時は、彼の話を聞いて非常に腹が立ちました。なぜ近くにいるのに言ってくれないのか、大変だという事をわかっていたつもりなのに自覚しきれていない、そして、金校長のような有望な教員が教壇を降りなければいけなくなって、初めてそこまで大変だったという事に気付いた、自分自身に対する情けなさに、ぶつけようのない怒りを感じました。
何よりも金校長の、「今に始まった事ではない、朝鮮学校はずっとこの状態だった。」と、言う言葉を聞いて、やはり実感として自分自身の中で、落とし込めてなかったという情けなさを感じました。
とにかく、今まで一緒に朝鮮学校と関わってきたみなさんと問題意識を共有して、少しでも朝鮮学校を守っていけるように、動いていきたいです。
人に頭を下げてお金をもらうことは、なかなか日常で当たり前にできないけれど、そこで初めて、自分の立ち位置、思いが問われると思います。なぜウリハッキョマダンをするのか、朝鮮学校を守るのか、それは、僕自身のためであり、僕たちのためだと思っています。
そもそも、この大変な状況を作ったのは日本社会にあり、その社会を僕たちが構成しています。僕らの住んでいる世界をもっと明るいものにしたい、そして、次の世代の子どもたちに託したいです。
朝鮮学校に来て色々な出会いをし、それだけで終わるのであれば、何か良いとこ取りで僕は嫌です。
日本社会と向き合っていきましょう。そして、少しでもこの状況を突破する、具体的な人と人とのつながりを作っていきましょう。それが社会づくりだと思います。
朝鮮学校に置かれている状況は、社会の温度のバロメータであるし、朝鮮学校が厳しいという事は、僕らの世界が厳しいということなので、それを今後も、自分達の手で取り戻していきたいと思っています。
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