【応援メッセージ】〜初代スタッフ いつみラワーセンさん〜
2023/6/6 10:46
マンスリーサポーターキャンペーンを始めてから1週間、応援してくださっている皆さまに心から感謝申し上げます。
現在、達成率16%、今週の目標は25%(13人)です!あたたかいコメントも全て拝見し、力をいただくことができました。
6月30日までは引き続きプロジェクトの調整をしながら活動報告も都度更新していきますので、応援いただけたら嬉しいです!
今回は、「かあさんの家」の初代ケアスタッフで現在はデンマークで介護の仕事に従事されているItumi Laursen(いつみ ラワーセン)様からいただいた応援メッセージを紹介します。
「かあさんの家」最初の入居者 内田のおじいちゃん
現在デンマーク在住でデンマーク国 ノースフュン市 高齢者センターに勤務しています、Itumi Laursen(いつみ ラワーセン)です。
約19年前、夜中お腹が痛い、不安で心配で淋しくて眠れない、息子さん夫婦の介護力にも限界、涙を呑んで預けた認知症専門の施設でも『寝ない』ことが大問題だった「かあさんの家」最初の入居者 内田のおじいちゃん。
かあさんの家入居時には、沢山の眠剤が処方され、目はうつろ転倒防止のため車いすに抑制され、おむつ外しのためにつなぎを着用。
その人と向き合うことでわかった心の声
『なんで!どうして!』 を、『その人と向き合うこと』『その人を知ること』で、沢山の答えという名の解決がそこに有りました。
また、その方が暮らしてきた地域の中には、「その人と向き合う」「その人を知る」大きな鍵が沢山隠されていると思います。そして、ホームホスピスが全国に広がる大きな意味もそこに有るのではないかと考えます。
私は、かあさんの家で学んだこと(おじいちゃんから学んだこと)があります。
認知症ケアとは、『目の前の言動や行動に振り回されず心の声を聴く、決してあきらめないこと』
この学びは今も私の理念としておじいちゃんとともに生きております。
遠い場所からではありますが、ホームホスピスの理念が皆さんの住む地域に届きますよう願っております。
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