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絵本「ふくちゃんのぼうけん」豆知識⑤小鳥売り

2022/11/10 23:58

ミャンマーを舞台にしたSOSIAメンバー作画の絵本「ふくちゃんのぼうけん」にちなんだ豆知識をお届けするシリーズの5回目です。

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ミャンマーよもやまばなし⑤小鳥売り

「ふくちゃんのぼうけん」でヤンゴンの寺院「シュエダゴンパゴダ」を見つけたふくちゃんが、鳥かごに閉じ込められた小鳥さんたちに出会うシーンがあります。

小鳥さんたちは、ふくちゃんに「ぼくたちを空に逃がしてくれたら、神様がきっと君の願いを叶えてくれるはずだよ」と言います。

ミャンマーやタイなど上座部仏教徒の多い国では「徳を積む」概念が日常に浸透しているようです。

徳を積むというのは、簡単に言うと、見返りを求めずに世のため人のためになるおこないをすることです。その行為に対する見返りがなくても施し続けることで、功徳が積まれ、神様がそれをきちんと見てくださっている。つまり、私利私欲に走らず真っ当に生きていれば報われない人はいないという考えです。

その施しのひとつが、生き物を殺生せずに放つことであり、小鳥を逃がすことでその人は徳を積むことができるのです。

もちろん、逃がすための小鳥はお金を出して買います。そのシステムを知らないふくちゃんは、言葉どおり鳥かごを開けて全部逃してしまったというわけです。

ミャンマーでは、誕生日を迎えた人が周りの人にプレゼントをしたりご馳走したりする習慣もあります。歳を重ねられた感謝を周りのみんなに伝える日なのです。

ミャンマーでは、多くの人が、徳を積めば良いことがあると意識してやっているわけでもなく、見返りを求めない親切を当たり前に思ってやっている人ばかりな印象です。仏教徒だけではなく、クリスチャンやムスリムの方も含めて、人に親切にすることを厭わない方が多いと感じますす。 キリスト教には「奉仕」、イスラム教には「喜捨」という考え方もあるようですが、いずれにしても、宗教や信仰心の有無を越えたところにミャンマーの方々の助け合いの心があると感じ、いつも感動しています。

小鳥売りに関しては突っ込みどころ満載ではありますが、無償で人や生き物に親切にすることが押し付けがましくなく日常に浸透しているミャンマーの文化は、とても良いなと思います。


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