【活動報告/小学校でのUD授業!】
2022/10/25 11:46
【活動報告/小学校でのUD授業】
突然ですが、この動画、いったい何をしているところでしょうか…?!
実は、スーパー視覚障害者で白杖ユーザーの中山さんが点字で50音を書いているところでした! このスピードにびっくりした方も多いのではないでしょうか?
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昨日は、横浜市内の小学校にてUD授業の第1回目を開催してきました。 講師は中山利恵子さん(当会アドバイザー)と、橋爪智子(当会専務理事兼事務局長)が務めました。
中山さんの授業の目玉は「アイマスクで折り紙体験」です。 子どもたちは2人1組になって、一人がアイマスクをして折り紙を折り、もう一人は見える人として「声」でサポートします。 なるほど、見えない中で折り紙に挑戦して見えないことを体験するのね!と思った方、残念ながらこの授業のねらいはそこではありません!
何より大切なのは、「声」でサポートする役。
子どもたちは事前に中山さんと、サポート役の時は手を出したり、代わりに折ってあげたりしてはいけません、と約束しています。 声だけで見えない役の子に折り方を説明するって、なかなか難しいことなんです。
スタートした時は、
「あ~違うよ!そこじゃなくて、そっちそっち!」
「え~!そっちってどっち?見えないからわからないよ~!」
と叫んでいた子どもたちですが、中山さんがクロックポジション(方向を時計の文字盤に例える)で説明していることに気がつくと…
「6時の方向に角があるから、それを12時に持っていくんだよ!」
「12時ね!これで合ってる?」
「オッケー!できてる!」
と工夫して、上手にコミュニケーションが取れるようになっていきました。
こうした体験を通して、子どもたちは見えない人に説明するときには「あっち、そっち」という言葉では伝わらず、具体的にイメージできるクロックポジションで方向を示したり、〇メートル先、〇歩先、といった言葉が必要なんだ!ということに気がついてくれるのです。
これで、街で困っている視覚障害者の方に出会っても大丈夫!きっと上手に道案内ができることでしょう。
ちなみに…教室中大盛り上がりで出来上がったのは… 「かぶと」でした。
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【御礼・特典】
¥50,000
30000円コースの内容に加えて、
・介助犬デイジーと聴導犬チャンプの足形入りサンキューレター
・「木村佳友&介助犬デイジー、松本江理&聴導犬チャンプとオンラインでお話してみよう!」参加券