学習支援「まなびれっじ」で勉強を教えてくれるボランティア大学生について
2022/12/10 17:49
本日は、学習支援「まなびれっじ」で奨学生に勉強を教えてくれるボランティアの大学生についてお伝えします。
1.ボランティアの大学生はどうやって決まるの?
私たち、神奈川ゆめ社会福祉財団は、ボランティアサイトや大学のボランティア室に募集情報を掲載しています。
基本的には対面での面談で財団の活動や学習支援についての説明を聞いてもらい、了承いただけたらボランティアとして登録となります。
この登録1年毎、更新の意思を確認しています。
2.ボランティア大学生の応募理由で多いのは何?
ボランティアに応募してくれる大学生は、さまざまなな思いを持って連絡をしてくれます。
塾や家庭教師の経験者も多くいますが、将来、教師を目指していたり、私たちの活動を知って何か関わりたいと思って応募してくれる場合もあります。
自分が小さいころに学童に通っていたので、将来、放課後の居場所を作りたい、というビジョンを胸に関わってくれる大学生もいます。
共通しているのは、みんな、子どもに教えることが好き!ということのようです。
3.実際に奨学生に関わってみて、感想は?
学習支援「まなびれっじ」の後、大学生にもアンケートを取っています。
担当した奨学生へのメッセージや運営に関わる頼もしい意見も。
一部ですがご紹介します。
4.ボランティア大学生への想い
学習支援「まなびれっじ」は、日々の学校に部活、アルバイトと忙しい奨学生の週末に開催するため、現在、年10回程度と頻繁に行われてる訳ではありません。
また奨学生が学びたい教科、都合のいい時間で、ボランティア大学生に依頼するため、来ていただいても勉強を教えるのは2、3時間だけ、なんてこともあります。
大学生自身も講義やレポート、アルバイトと忙しいのに…と心配になりますが、みなさん、気持ちよく快諾してくれるので本当にありがたいです。
まなびれっじの担当する時間は、奨学生の希望の時間なので2、3時間の時もあれば、丸1日の時も…
その時間をどのように進めているかはボランティアの大学生にお任せしています。
奨学生が1問でも分かるように、また勉強が楽しくなるように教えている姿や、雑談を交えながら奨学生に接している姿は、微笑ましくもあり、頼もしくもあります。
奨学生にとって年の近いボランティア大学生は、勉強の先生でもあり、色々なことを気軽に相談できるお兄さん、お姉さんの存在でもあるのです。
この距離感は、奨学生の保護者と年が近い私たちにはとても築くことができません。
私たち財団にとってもボランティア大学生は欠くことのできない存在となっています。
これからアイディア溢れる大学生と一緒に、奨学生にとって学習支援「まなびれっじ」がより使いやすくなるよう、知恵を借りていきたいと思っています。
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