サポーターインタビュー#1 森高伸太郎さん
2022/12/6 15:22
本日は、今回のキャンペーンでマンスリーサポーターとなっていただいた財団の事務局メンバーである森高さんに、日々奨学生と向き合う中で感じていることや財団の魅力、今回サポーターに申し込んだ理由など、たくさんお話を伺いました!
※インタビューはSyncableファンドレイザーが務めました。
Q、まずは森高さんのことを教えてもらえませんか?
みなさんはじめまして、森高伸太郎と申します。
今年の4月から神奈川ゆめ社会福祉財団の事務局メンバーとして加わり、奨学生の支援に携わっています。
もともとはパルシステム神奈川の所属で様々な部門を経験しておりましたが、昨年度までは事業部という部門に約10年おりました。電算などを含む事務対応がメインの仕事で、各配送センターから入る依頼を一手に引き受けておりました。
プライベートでは、40歳を過ぎてからボクシングを始めたり、子どもと一緒に楽しめるものがあるのがいいなと思い、バイクツーリングを嗜むようになりました。バイクの免許は50歳を過ぎてから取ったりと、年を重ねるにつれてアクティブになっています!(笑)
Q、財団との出会いや関わりについて、教えていただけますでしょうか?
昨年体調を崩したことをきっかけに休職していたのですが、復職のタイミングで神奈川ゆめ社会福祉財団へ携わることなりました。
グループとして財団の活動のことは知っていて、ずっと関心があったんです。
というのも、私自身子どもが2人いましたが、下の子を早くに亡くしていまして、もし健在であればちょうど大学生・高校生くらいの歳であったこと、あとは上の子が会社勤めと並行して定時制の高校に通っていることもあり、親として子どもをみる目線と、今財団が向き合っている奨学生(高校生)への目線がリンクするところがあって、これもご縁かなと思い、財団に入ることを決めました。
Q、日々奨学生の方々と向き合う中で感じられることや、奨学生の課題やニーズみたいなところがあれば教えていただけますか?
そうですね、ポジティブなところで言うと、奨学生との面談の中で給付された奨学金で何を購入したのかなど伺う場面があるのですが、その中で「部活動のための道具を購入しました、大会に出ます!」など、好きなことに夢中になっている話を聞くと、嬉しい気持ちになります。いまでこそ私もボクシングやバイクなど好きなことに触れていますが、自分が学生の時には部活動など夢中になれるものがなかったので、若い頃から好きなことや夢中になれることを見つけられる、触れられるのは羨ましいなと思うくらいです(笑)
奨学生と接触することで自分を振り返ることが多くあるなと感じています。
一方で、奨学生の中には深刻そうな悩みを抱えている子たちもいるなと思います。
例えば、母子家庭の子で、学校行事にかかる費用をお母さんに相談したいけど、仕事をいくつか掛け持たれていることを見ている中でなかなか切り出せずに悩んでいるようなことがあったりしました。
そういったセンシティブなケースは自分一人だけで対応しすぎず、事務局長にも相談をしながら事務局全体で高校生に向き合うようにしています。
Q、神奈川ゆめ社会福祉財団はどのようなところが魅力でしょうか?
高校生たちに対して良い意味で踏み込んで気にかけられるところや、子どもだけなくその保護者にも寄り添っているところ、向き合い方の姿勢が財団の魅力だなと思っています。
財団に携わる前は、奨学金給付のみで「少しでも学生生活の足しにしてね」というような入り方だけだと思っていたのですが、実際は様々な学習支援や気持ちのサポートを通して一歩踏み込んだ関わり方をしていますし、それを当事者だけでなく保護者など関係する人たちにも目線を広げているところが、内部にいても素敵だなと感じる部分です。
Q、今回サポーターとなってくださった理由についてお伺いできますでしょうか?
正直な話をすると、もっとキャンペーンを盛り上げないとという気持ちが大きかったです(笑)
実は申し込んだ時は妻にも内緒で動きまして、それくらい衝動的に応援していました。
結局後で寄付のことは妻に話しましたが、「500円で(高校生の支援ができるので)あれば良いんじゃない?」とも言われましたし、自分自身でも毎日飲むようなコーヒー一杯分のお金を奨学生の支援に割くことができるならと、イメージが湧いて申し込みをしました。
Q、事務局メンバーとして活動への意気込みをお伺いできますか?
そうですね、やっぱり高校生たちには学業を大事にしてほしいというのは前提にありますが、それ以上に”将来のビジョン”であったり、冒頭にもお話した”夢中になれるもの”であったり、学業以外のことにも継続して取り組んでいってほしいと期待をしています。そのためのサポートは財団で頑張るので、ぜひ将来への希望や好きなことへの熱量は落とさずに頑張ってほしいと思っています。
Q、最後に、いまサポーターを検討してくださっている方にむけて、こんなところを応援してほしい、感じてほしい!というようなポイントがあればお伺いできますか?
自分たちが高校生の時に当たり前だった状況と、今の高校生にとっての当たり前は同じではないと思っています。そういった固定概念を外して彼らの置かれている状況をちょっとだけ想像してみて、自分にできることは何か?を少しでも考えていただけたら嬉しいなと思います。その先にもしマンスリーサポーターを検討してくださる方がいればとても嬉しいです。無理のない範囲で、でももし共感いただけるようであれば、ぜひ応援をお願いいたします!
森高さん、今回は貴重なお話をありがとうございました!
キャンペーンもいよいよ残り7日となります!
ぜひ最後までサポーターのご検討、応援も宜しくお願いいたします!
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