【報告】3年ぶりの実開催、講演会が行われました!
2022/12/5 16:49
12月3日(土)、生活協同組合パルシステム神奈川 新横浜本部会議室にて、財団主催「すべての子どもや若者の『生きる』を応援できる社会へ」を開催しました。
実開催は3年ぶり!新型コロナウイルス感染症感染防止対策をしながら、来場者をお迎えしました。
基調講演の宮本みち子先生からは、子どもの貧困の裏には必ず親の貧困と深く結びついていること、それにより子どもが親に頼れなくなっている現状にある。そのような子どもへの支援の実例を含め、お話いただきました。
次に髙橋温先生からは、運営されている認定NPO法人子どもセンターてんぽの「子どもシェルター」と「自立支援ホーム」について、弁護士のお立場で関わった事例もお話いただき、今、子どもや若者がどれほど厳しい状況であるか、胸が締め付けられるようなお話も聞かせていただきました。
今の日本の脆弱な社会保障制度の上では貧困問題は私たちの延長線上の問題であると痛感します。
来場者の方が熱心に聞き入る様子や、先生方へ多くの質問が挙がり、「子どもの貧困について」の高い関心度を実感することができました。
財団事務局長より、財団の取り組みについて、今回のクラウドファンディングもご報告いたしました。
今回、ご参加できなかった方はこの講演会は2023年2月上旬にアーカイブ配信を予定しておりますので、ぜひご視聴ください。
詳細は財団ホームページにてお知らせいたします。
◆基調講演:「すべての子どもや若者の『生きる』を応援できる社会へ」 宮本みち子氏(放送大学名誉教授・千葉大学名誉教授)
◆事例報告:「子どもシェルターと自立援助ホームにおける取り組み」 髙橋 温氏(認定NPO法人子どもセンターてんぽ理事長)
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