難民・国内避難民の子ども達が“いま”必要なものを届けたい!

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NPO ホープフル・タッチ

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ホープフル・タッチ

Total Amount

¥1,023,042

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  • Total Amount

    ¥1,023,042

  • Total Donors

    73

  • Remains

    Finished

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  • Finished on

This campaign has finished.

ホープフル・タッチは、「国際社会から忘れられた弱い立場にある子ども達に手を差し伸べ、コミュニティの発達を通じて子どもの発達と平和を促進し、子どもが子どもらしく成長できるよう活動する団体」です。これまでに、トルコで避難生活を送るシリア人の子ども達、内戦のなか生きるシリアの子ども達、水上コミュニティで生活するカンボジアの子ども達、慢性的な貧困下にあるスーダンの子ども達に、それぞれ求められるサポートを届けてきました。

今回のクラウドファンディングでは、私達が関わってきたなかでも、シリアとスーダンの特に困難な状況にある難民・国内避難民の子ども達が“いま”必要とする、眼鏡とビタミン剤、1ヶ月分の食糧を届けます。

厳しい境遇にあり、同じ要望をもっている子どもは、私達が確認できているだけで、シリアで50名以上、スーダンで200名以上います。そのなかでも、約半分の124名の子ども達は、特に貧困な家庭や劣悪な状態で生活しています。これら特に脆弱性の高い124名の子ども達をサポートするだけでも、最低70万円必要になります。

【6月20日:1stゴール 10万円、なんと初日に達成しました!2ndゴール30万円達成を目指します!】

【6月22日:2ndゴール 30万円、なんとなんと!驚異の3日間で達成しました!最終ゴール70万円達成を目指します!】

【7月20日:最終目標70万円を達成しました!子ども達全員に質の良いものを届けられるよう、+10万円を目指します!】

日々ご支援、ご協力、応援いただいているみなさま、本当にありがとうございます!

クラウドファンディング最終日まで12日間を残し、最終目標70万円を達成いたしました。金額の達成だけでなく、シリアやスーダンの子ども達を支えようと、心を動かしていただける方々がたくさんいらっしゃることに、現場の私達は大変励まされます。

現場の活動では、心が折れそうなことが毎日のように起こります。子ども達のことを想って、アクションを起こしてくださる方が日本にたくさんいらっしゃることだけで、私達のモチベーションも、ぐんと高まり、なにより、支援を待っている子ども達に応えることができます。

最終目標の達成により、124名の子ども達に支援を届けることが可能となりました。

ここから最終日7月31日までは、+αとして、これらの子ども達全員に質のよいものを届けられるよう、+10万円、80万円の達成を目指します。

[80万円を達成したい理由]

1. 円安と活動地における物価高騰の影響により、子ども達への配布物資(シリア:メガネ、ビタミン剤、スーダン:食糧)の単価を下げる=質を下げるリスクをカバーする。

2. クラウドファンディングプラットフォームSyncableへの手数料11%(決済手数料5%、キャンペーン利用料6%)への支払いの一部をカバーする。

※このクラウドファンディングでいただいたご支援は、子ども達への配布物資購入費に充当することを最優先します。

子ども達の笑顔を、みなさまと一緒に作り出していきたいと思っております。

最終日7月31日まで、引き続きのご支援、ご協力、応援を、どうぞよろしくお願いいたします!

【7月29日:+α目標80万円を達成しました!最終日7月31日まで、ひとりでも多くの子ども達に、少しでも質の良いものを届けられるよう、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!】

みなさまからの温かく、優しく、熱い応援とご協力により、+αで掲げていた80万円を達成いたしました!

私達だけでは決して辿り着けなかった目標へ導いてくださったのも、実現していただいたのも、すべてみなさまのお力によるものです。

本当に、ありがとうございます。みなさまの応援により、活動のなかで味わう色々な困難や苦悩が、洗われていく想いです。

最終日7月31日まで、

1. 目標としていた124名の子ども達のほか、ひとりでも多くの子ども達に、

2. 円安の影響を受けず質の良いものを届けられるよう、

クラウドファンディングを継続いたします!

どうか最終日までこのクラウドファンディングを、そして今後の子ども達の生活を私達と共に見守っていただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします!

【サポートファンディングも実施しています】

当団体立ち上げメンバーの一人であるMahmud(マハムード)が、サポートファンディングページを立ち上げました!本ページ本文下にもリンクがあります。

https://syncable.biz/campaign/2680/

サポートファンディングで集まったご支援はすべて、本ページと同じプロジェクトに活用いたします。

ぜひ団体や活動にかけるMahmudの想いもご一読ください!

【募集概要】

◆主催:NPO法人ホープフル・タッチ

◆期間:2022年6月20日(月)〜7月31日(日)

◆寄付金使途:シリアの子ども達に眼鏡とビタミン剤、スーダンの子ども達に1ヶ月分の食糧を届ける費用

◆御礼・特典:オンライン報告会へのご招待やスーダンの子ども達からのお手紙のご送付など金額に合わせた御礼をご用意しております

Story

子どもが子どもらしく成長できるよう活動するホープフル・タッチ

こんにちは、特定非営利活動法人ホープフル・タッチ事務局長の高田みほです。

ホープフル・タッチは、「国際社会から忘れられた弱い立場にある子ども達に手を差し伸べ、コミュニティの発達を通じて子どもの発達と平和を促進し、子どもが子どもらしく成長できるよう活動する団体」です。

2016年、シリア人の仲間と一緒に、本当の意味でヒューマニティ溢れる活動を実現したい!と思い、団体を立ち上げました。

これまでに、トルコで避難生活を送るシリア人の子ども達、内戦のなか生きるシリアの子ども達、水上コミュニティで生活するカンボジアの子ども達、慢性的な貧困下にあるスーダンの子ども達に、それぞれ求められるサポートを届けてきました。主に、教育、子ども保護、保健・栄養、子ども参加において活動しています。


【難民・国内避難民の子ども達を対象に実施してきた活動例】




内戦の影響で求められる眼鏡とビタミン剤〜今回支援を届けたいシリアの​​子ども達〜

2011年に始まったシリア内戦は、いまも続いています。

行き詰まり状態となってしまった内戦により、国外避難民は570万人以上、国内避難民は670万人とされています。

私達はシリア国内のなかでも、ラッカ県という地域で2019年から活動してきました。

開戦後、シリア北部の主要都市ラッカは2014年に武装グループに制圧され、基本的生活や生活秩序がコントロールされて、反逆を疑われた場合は子どもであっても監禁、拷問、処刑されました。2017年、この武装グループからは解放されましたが、今度は別の武装勢力による支配下に入ってしまいます。

ラッカ県はシリアという国の中でも、シリア政府の管轄下になく事実上の自治区となり、政治的にとても複雑な土地になってしまいました。そのため国内外からの復興や支援が入りにくい状態が続いています。シリア政府がコントロールしている地域では、授業料が無料の公立学校や病院などの社会機能が少なからず復興してきたのが、ラッカは放置された状態になっています。

人々の平均的な月収は40ドル余りで、1日あたり1.5ドル以下で生活しなければなりません。一方物価高騰は続き、家族の基本的な食糧を購入するだけでも月に100ドルはかかってしまうので、常に経済的に困窮した状態になっています。子ども達が病気を患っていたり、爆弾や地雷によって障がいを負っていても、治療できる病院がなかったり、家族には治療するお金がありません。

厳しい状況が続くラッカですが、他の地域からこの地に避難してくる人々もいます。そのなかには、もちろん子どももいます。自分の家や家族を失い、親戚を頼りに逃げてきたとはいえ、その生活の安全は決して保障されたものではありません。

私達はこれまで、内戦のなか学校が破壊されてしまった子ども達に教育活動を提供したり、経済的理由で診療を受けることができなかった子ども達に、医療支援を行なってきました。

いま、子ども達や保護者の方々から多く要望を受けているのが、眼鏡とビタミン剤です。

生まれつき視力が弱かったり、爆弾の破片が目に入り、以来視力が弱くなってしまった子ども達は、お金がないため治療を受けたり眼鏡を買うことができません。勉強したくても見えづらくて内容を理解しにくかったり、見えないことを恥ずかしいと感じて、なかなか人とスムーズに関わることができない状況が続いてしまいました。地域の医師の方と相談したところ、特別な治療が必要な子ども達もいますが、多くの場合は眼鏡があれば子ども達の生活は大きく改善されるとのことです。

ビタミン剤は、保護者の方々からの要望として上がっています。地域みんなの食糧が足りない上、収入がほとんどなく物価は上がっているなかでは、充分な量の食糧を手に入れることすら厳しい状況です。子どもの成長を気遣っていても、栄養バランスを考えた食事を毎日用意することはとても難しく、保護者の方々は少しでも子ども達の健康を補いたいと話しています。



過去の内戦や20年以上続く紛争の影響で特に求めらる食糧支援〜今回支援を届けたいスーダンの子ども達〜

アフリカの北東に位置するスーダンは、50年間にわたった南スーダンとの内戦や20年以上続いているダルフール地域の紛争、30年間の独裁政治などの影響を受け、政治・経済的に不安定な状況が続いています。健康、教育、所得の3側面から、国の発展レベルや豊かさを測る指標では、スーダンは189ヶ国中170位で、人々の生活基盤がとても弱い状態にあります。

国内紛争の影響が続く地域からの国内避難民は300万人以上、南スーダンなど周りの国々からの難民は110万人以上と、緊急人道支援を必要とする人もたくさんいます。

貧困に苦しむのは個々人の人々だけではありません。小学校も貧しく、教室が足りない、トイレがない、給食がない、授業以外の活動がないなど課題ばかりを抱えています。私達は、地域の人々がすでにもっている資源を活かしながら解決策を見つけられるよう、2018年からスーダンのハルツーム州で、学校菜園を通じたライフスキル教育を導入してきました。

小学校で活動しているうちに先生方から、その地域の礼拝所に隣接する建物で生活する、保護者と別離した難民・国内避難民の子ども達について聞くようになりました。地域の人々がサポートしているとのことでしたが、みなそれぞれ生活に苦労がある中で、充分な支援を届けることは難しい状態でした。子ども達は半屋外で、着古された服を着ながら、1日一食で過ごすことも日常になってしまっています。ほかの地域も調べてみると、同じような施設や境遇の子ども達がたくさんいることが分かりました。

スーダンでは、多くの支援団体が難民や国内避難民の人々への人道支援を実施しており、むしろずっと続いている、スーダンという国が抱える課題に長期的に取り組む団体は少ないほうです。しかし、たくさんの団体が活動しながらも、支援から取りこぼされてしまう子ども達がいることがわかってきました。

これまでに、子ども達からの要望でマットレスや毛布、食糧や衛生用品を届けてきましたが、やはり食べ物が足りないこと、お腹がいっぱいにならないことが、いちばんつらいそうです。



『難民・国内避難民の子ども達が“いま”必要なものを届けたい』〜クラウドファンディングで達成したいこと〜

このクラウドファンディングは、『難民・国内避難民の子ども達が“いま”必要なものを届けたい』という想いで設置しました。

私達の活動では、緊急人道支援として物資配布を行うこともあります。しかし基本的には単発、一回のみの物資配布よりも、長期的な計画をもった活動を優先して取り組んできました。教育支援において、子ども達の学びや発達は1日で達成するものではありません。例え戦争により避難しているなかでも、避難生活が1年、2年…10年となれば、その間子ども達の発達は続いていきます。また、慢性的な貧困状態にあるコミュニティでは、問題の理由が単に「お金がない」だけでなく、自分達がすでにもっている環境的・人的資源を活用する「方法を知らない」ことがあります。自分達に「できることがある」ことさえ気づかない人々も、たくさんいます。そのため人々の困りごとを解決するためには、時間をかけて丁寧にコミュニケーションを重ねることが大切になってきます。

単発の物資配布では、「モノがない」という状況自体の解決には至りにくく、支援に依存しなければ生活できない状態を、引き延ばしてしまうかもしれません。

しかし、いまお腹が空いている、いま困っている子ども達にとって、「モノ」をもらうほうが助かることも事実です。

今回のクラウドファンディングでは、私達が関わってきたなかでも、特に困難な状況にある子ども達が、“いま”欲しいものを届けたいと思います。

集まったご支援で、シリアの子ども達に眼鏡とビタミン剤、スーダンの子ども達に1ヶ月分の食糧を届けます。

上でお話ししたような厳しい境遇にあり、同じ要望をもっている子どもは、私達が確認できているだけで、シリアで50名以上、スーダンで200名以上います。そのなかでも、約半分の124名の子ども達は、特に貧困な家庭や劣悪な状態で生活しています。これら特に脆弱性の高い124名の子ども達をサポートするだけでも、最低70万円必要になります。



「自分にできることがある」〜『世界難民の日』あわせたクラウドファンディングでつたえたいこと〜

私達は、勉強したくても学習の機会がないトルコのシリア難民の子ども達をみていて、「自分達でできること」として活動を始めました。

この団体を立ち上げる前にも国際支援には携わっていましたが、個人的には、シリア人の友人と団体を立ち上げるとは夢にも思っていませんでした。しかし、彼らと一緒に活動をつくっていくことは、とても自然で、どんな困難にも共に立ち向かうことができました。

仲間自身も立場上は“難民”という位置にありますが、あくまで私の大切な友人であり、一緒に乗り越えてきたチームで、“難民”という単語で意識するのはとても違和感があります。それは、自分の国や土地から避難せざるを得なかった、すべての人々や子ども達にも言えます。しかし、その立場により、現実的に彼らやその家族の方々が直面している生活の厳しさを、隣で見て感じてきたのも事実です。

彼ら自身も自分の生活で大変なことがたくさんあるなか、子ども達や人々の希望を育むことに一生懸命取り組み、他国で起こる戦争や紛争、それに巻き込まれてしまう人々のことをいつも心配しています。もともと、すぐに考えすぎたり悩んで挫けそうになる私ですが、彼らから忍耐強さや希望を分けてもらい、ここまで活動を続けることができました。

世界における課題は、問題が大きすぎて、どうすれば分からないことばかりです。私達の団体規模は決して大きくありませんし、様々な国際支援団体と比べたら、規模としてできることは本当にごくわずかです。

それでも、自分達でできることは周りにたくさんありますし、一緒に動いてくださる方々と出会うこともできます。ただ純粋に、困っている人がいたら手を差し伸べる、そんな行動を彼らとこれまで続けられたことは、本当に幸せなことだと思っています。

今回サポートを届ける子ども達にも、つらく悲しい現実は続いていますが、ほんの少しでも楽しいこともある、人の繋がりで望みが叶うこともあると、感じてもらえたら嬉しいです。

もともと、難民の保護と支援に対する世界的な関心を高め、支援団体の活動に理解を深める日として制定された毎年6月20日の『世界難民の日』ですが、私達としては、今回のクラウドファンディングを通じて、シリアやスーダンの子ども達にも、日本の方々にも、「自分にできることがある」というメッセージを伝えられたらよいな、と思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


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Representative:高田みほ

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