この度は「ねこのしあわせを支える」マンスリーファンディングにて、継続サポーターになってくださった皆さま、そして今回のキャンペーンを応援し拡散して下さった皆さまに心から御礼申し上げます。


ファイナルゴールとして掲げていた目標人数80名を超え、最終的に81人のサポーターの皆さまとこうして繋がることができました。本当に感謝と感動でいっぱいです。ありがとうございます！

今、私たちが小さな命を少しでも救おうと努力している一方で、世界ではまた人と人とが己の利益のために殺し合いを始めています。人の愚かさに絶望的な気持ちになりますが、この活動をしていると人の温かさに救われることが幾度となくありました。

保護しても保護しても救いたい命は後を絶ちません。助けたいと思っても、私たちの力が足りず保護に至らなかった事例を日々経験するたび、現状を打開するにはどうすればよいのかと悩み、時には逃げ出したくなります。けれども、施設のネコたちを迎え入れてくださる里親様たちのやさしさ、私たちの活動を支援してくださる皆様の想いを感じるとき、こんなに温かい気持ちが集まる仕事はないなと感謝の気持ちでいっぱいになります。

「ねこのしあわせのために。ひとのしあわせのために。」私たちの理念通り、いえ、ネコを通じて人々をしあわせにしたいという理念を実現する以前に、私たちが幸せをたくさん受け取っているこの事実を皆様にお伝えし、お礼を申し上げたいと思います。

今、私たちの施設は年々増え続ける大きな赤字を抱えながら活動を続けています。私の気持ちを支えているものはふたつ。

ひとつ目はキャンペーンの本文にご紹介させていただいたレオを代表とする保護ネコたちです。ハンデを抱えたり、多頭環境で生活したり、何一つ不自由のない暮らしというわけではないけれど、彼らは与えられた環境で精一杯生きています。その姿を見るとき、彼らよりずっと自由で恵まれた暮らしをしているのにくよくよしている自分が情けなくなります。

そしてふたつ目は支援者の皆様です。まだまだ誇れるような立派な組織でもない私たちに温かいメッセージを送って下さり、私たちの活動を見守ってくださる方々。今回、継続支援してくださる方を30人も集めるのは難しいだろうという私の予想を大きく覆し、なんとその倍を超える81名もの方が私たちを支えることを決意してくださいました。これがどれほど大きなことか。今の感謝の気持ちを忘れず、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。

もうダメなんじゃないか、肩の荷を下ろしてしまおう。これから先そう思ったとき、傍らにいるレオと施設のネコたち、そしていつも温かく私たちを支え伴走してくださる支援者の皆様の存在が私たちを勇気づけてくれることでしょう。

今回は私たちの予想を上回る多くの方々にご支援いただき、改めて心より御礼申し上げます。 キャンペーンは昨日で終了しましたが、私たちの活動は不幸なねこがいなくなるまで続きます。いつの日かそんな素晴らしい社会になることを共に願い、私たちを応援し続けて下さると嬉しいです。

CATS WELCARE 代表 川越里佳