DVD教材「もしも友だちがLGBTだったら?」
2021/8/2 12:29
2010年に新設Cチーム企画と共同で高校生向け人権講座「もしも友だちがLGBTだったら?」という映像作品を作りました。
構成はドラマとインタビューと歌というシンプルな作りです。
ドラマではレズビアンの主人公の周囲にいる人たちの戸惑いや認め合いを描いてます。インタビューではLGBT当事者が、見ている人に向けて、知っておいてほしいことなどを答えていきます。歌はそれあり!というメッセージをみんなで歌いました。
もうお手持ちの方も多いかと思うので少し裏話を。
ドラマに出演してくださったのは当時の現役高校生(演劇部)とその先生、QWRCのスタッフ・ボランティアをしてくれていた方、そして我が父というメンバーでした。使えるものは何でも使えという配役と撮影スタッフ、ロケ場所になっています。先生には祖母役をやってもらい、我が父には主人公の父役を演じてもらったのですが、実はこの二人ほとんど年の差が無いので、メイクで何とかならんかと試みました。
主人公とその友人役を演じて下さった高校生のお二人は、私たちの「セクマイの役を演じて周囲から反対されたり冷やかされたりしないだろうか」という心配をものともせず演じ切ってくださいました。
後半のインタビュー部分ではLGBT当事者がメッセージを送っています。私が職場の社長をくさしているんですが、もうその社長もこの世にはおらず、とてもお世話になったので見るたびに「ごめんね社長…」と心が少し痛みます。10年前なのでみんな若いです。
最後の歌ではテーマソングである「ありありそれあり!」をBGMに街角でメッセージボードを持っている人たちが映ります。
どたばたの制作でしたが現在でも学校現場等で活躍しているDVD教材になっています。気になった方は以下のサイトで買えますよ。 https://lgbtsougi.wixsite.com/newcteam/blank-3/moshitomo
文責:コジ
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