お寺のご住職であり、頼りになるご近所のおっちゃん(失礼!)であり… 永順寺 石川様よりメッセージをいただきました!
2021/7/22 02:06
大津オルタナティブスクールは、丸屋町商店街の古民家を借りて開かれています。
ここは元は書店でした。
私が小さい頃、商店街は人にあふれ客と店主の間で「もうちょっとべんきょうして」「しゃーないなあ、ほなまけとくわ」というやりとりが聞こえたものです。
「べんきょう」を「勉強」と書くと知ったのはいつ頃だったでしょうか。
したくないことをするのが「勉強」だったのかと妙に腑に落ちました。
その「勉強」も、学校でするのが当たり前でしたが、それらの先入見をひっくり返してくれたのが不登校の子どもたちでした。
スクールschoolは古代ギリシア語のスコレーscholeに由来します。
「時間的なゆとり」を意味する語ですが、自由な思索や芸術のための時間という積極的な意味がありました。
そこからギリシア哲学や芸術が生まれたことはいうまでもありません。
私は、少しの間、大津オルタナティブ・スクールのお手伝いをさせて頂きました。そこは、まさに「スコレー」でした。
ここでは子どもたちは、めいめいが思い思いのテーマに取り組みます。
すると、さらに関心が深まり近接領域へと広がっていくようでした。
でも、「めいめい」ではあっても、バラバラではありません。
ゆるい関係のなかまと共にあることも、大事なことのようです。
金子みすゞさんの詩『私と小鳥と鈴と』の一節「みんなちがって、みんないい」が思い浮かびました。
この空間、続けて下さい。応援します。
浄土真宗本願寺派 永順寺 住職 石 川 教 夫
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ノリさん、応援メッセージありがとうございました!
ノリさんは百町館のご近所にある、お寺の御住職さんです。
トライアンフにもボランティアスタッフとしてお手伝いをしていただきました。
以前は通信制高校の先生をされていたり、心理の資格をおもちだったりととても頼りになる存在で、子どもたちのお話を親身になって聴いてくださっていた姿が印象的です。
お寺でも、きっときっと地域の方から頼りにされていらっしゃるのでしょうね。
これからも、また百町館に子どもたちの顔を覗きに来てくださいね!
2年前から通ってくれている子どもたちは、本当に明るく元気にのびのびと探究心を大事に成長しています!
大津オルタナティブスクールトライアンフ 伊藤 いつか
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